『わが母の記』公開記念のすきやき弁当を東日本・静岡・西日本・九州で期間限定発売!
井上靖が1964年に綴った自叙伝的小説を役所広司×樹木希林×宮崎あおい共演で映画化した『わが母の記』(4月28日公開)。本作の公開を記念し、駅弁のすきやき弁当が東日本、静岡、西日本、九州の4エリアで発売されることがわかった。
古き良き昭和の時代と家族で食卓を囲んだすきやき。家族の味として、どこか懐かしさも感じる“母の味”を楽しめるをテーマに商品化した。4エリアで味付けも具材も違う、すきやき弁当になっている。
ちょっぴり甘めの醤油たれで仕上げた関東風すきやきの東日本版「すきやき弁当」は、JR東京駅、上野駅、新宿駅、大宮駅のNRE駅弁売店で販売。価格は1000円。牛肉や焼き豆腐、白滝などをちょっぴり甘めの醤油たれで仕上げた関東風すきやきとなっており、じっくり煮含めて、甘辛・旨味がよく染み込んだ品々はご飯が進む、深い味わい。葉わさび漬の辛味が爽やかに、全体を引き締めている。
映画のロケ地、静岡県東部で育てられた、あしたか牛を使用した静岡版「富嶽あしたか牛すき弁当」は、JR三島駅・沼津駅桃中軒売店、桃中軒電話注文で販売。価格は930円。あしたか牛すき以外に、季節の野菜を地元産直市から仕入れ取り入れたスナップエンドウや花人参、焼き豆腐煮、味付煮玉子が入っている。
瀬戸内のちりめんや郷土料理はりはり漬けを添えた西日本版「すきやき弁当」は、JR岡山駅構内各売店、JR山陽新幹線車内(新大阪駅から博多駅間)で販売。価格は1000円。すき焼き風に甘辛く味付けした牛肉がたっぷりと入っており、半熟風に仕上げた玉子と絡めて食べる。付け合わせにも郷土料理のはりはり漬けや、ちりめん山椒など昭和の懐かしい雰囲気が詰まった駅弁に仕上がった。
九州名産の黒豚を使用した九州版「黒豚すき焼き弁当」は、JR博多駅、JR九州フードサービス(株)駅弁売店、JR小倉駅、在来線 北九州駅弁当(株)駅弁売店で販売。価格は1050円。黒豚すき焼きで仕上げた駅弁は、黒豚の牛に負けない旨さとコクを楽しむことができる。副食材には、わさび漬け、桜漬けを使用し、舞台である伊豆・湯ヶ島のわさび田と花散る美しい風景を表現している。
この駅弁は4エリア同時発売となり、4月21日(土)から5月末まで販売を予定し、西日本版「すきやき弁当」の新幹線車内販売は4月23日(月)から発売される。また、駅弁のお品書きには特別優待割引券が入っており、本作をたっぷり堪能できる駅弁となっている。【Movie Walker】