「大人どうしでは行きづらい」の声に答え、『映画クレヨンしんちゃん』レイトショー上映を実施中

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「大人どうしでは行きづらい」の声に答え、『映画クレヨンしんちゃん』レイトショー上映を実施中

1993年に劇場版として公開されたシリーズ1作目『映画クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』から数え、20作目の記念作品となる『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』(公開中)の公開前夜に新宿バルト9で開催された「しんちゃんナイト」。

「しんちゃんナイト」では、本作の公式サイトで行っていた「バカデミー賞2012」で見事1位を獲得した『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』(01)と本作の2本立て上映、さらに本作の増井壮一監督、『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』の原恵一監督、ひろしの声を務める藤原啓治によるトークショーイベントが行われた。深夜22時からの開始にも関わらず、スクリーン8の250席は満員。20歳以上の大人の「クレヨンしんちゃん」ファンが映画館へ足を運んだ。

その「しんちゃんナイト」開催を受け、新宿バルト9では『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス』のレイトショー上映を決定。本作公開初日から21時以降の時間、仕事終わりの大人が見れるような時間帯で上映スケジュールを組んでいる。また、配給の東宝では大人のためのモニター試写会を実施した際、「レイトショーがほしい」「大人どうしでは行きづらいと感じる」「大人限定の上映会があれば」といった意見も寄せられていた。

今年、めでたく20周年を迎えた『映画クレヨンしんちゃん』。かつてしんちゃんと同年代の人たちはもう25歳で立派な大人に成長している。大人になると仕事やプライベートなどで昔は考えなかったいろんな悩みを抱えてしまうもの。「しんちゃんは底抜けにおバカで、だけど時には誰かのために戦う勇気を持っています。そんなクレヨンしんちゃんを大人になったからこそ見て、笑って、時には泣いて、楽しんでいただきたいと思います」と東宝の宣伝部はPRする。【Movie Walker】

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