アンジェリーナ・ジョリーがサラエボの名誉市民に!
アンジェリーナ・ジョリーが、5月3日(木)にボスニアの首都サラエボの名誉市民に任命されることがわかった。
アンジェリーナが初監督作品『In the Land of Blood and Honey』で、まだ深い爪痕の残るボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の惨状を描いたことで、世の中から忘れ去られようとしている記憶を人々から喚起し、またこれまで事実を知らなかった人々にも歴史的事実を伝えることになった。
「スターパワーによって世界中から注目を集めたという意味において、また人道的観点からも、アンジェリーナが残した功績はとても大きなものでした。サラエボ政府は、人種、宗教を超越した人道保護、民主主義、寛容、連帯などの大切さを訴える続けるアンジェリーナの貢献を称え、サラエボの名誉市民に任命する準備を整えています」と、Usウィークリー誌に関係者が語っている。
昨年、ハートオブ・サラエボ賞を受けて「私はこの国が大好きです」と涙したアンジェリーナは、「ハリウッドとか批評家の評判なんかは関係ないの。この国の人たちから、私がこの作品できちんとした事実を伝えていると認めてもらえるかが一番大事なことだから」と語っており、それが認められたということは、このうえない名誉なことであり、また大きな喜びになるだろう。まだ未公開の次回作の執筆にもますます気合が入りそうだ。【NY在住/JUNKO】
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