人気アイドルが皆殺しに!? 旬の4グループから美少女4人が豪華共演!
その骨壺に入った遺灰を飲み込んだ者は3日以内に死ぬ。そんな都市伝説のような言い伝えをなぞるように、遺灰を口にした者が次から次へと謎の死を遂げていく。そんな奇妙な物語『骨壺』(5月26日公開)は、山田悠介の同名短編小説を映画化したホラーだ。
近年公開されたホラー作品のどれにも知名度の高いアイドルたちが出演し、今やホラー映画とアイドルの組み合わせはなくてはならないものになっているが、また一作、アイドル好きにはたまらない豪華な顔合わせが実現している。
まず、“空気”呼ばわりされるほど地味で、ふとしたことから骨壺の遺灰を口にしてしまう主人公・絵里役にAKB48の松原夏海。2006年からAKB48のメンバーとして活躍し、舞台経験も豊富な演技派。彼女の幼なじみの美津子を演じるのはアイドリング!!!の横山ルリカ。アイドリング!!!の数少ない1期生として人気の高い美少女だ。
彼女らの級友・涼子役にはSUPER☆GiRLSの宮﨑理奈。舞台で主演を務めたり、ラジオの冠番組を持つなど、芸歴は短いながらも高い評価を受けている。そして最後に骨壺の呪いを広げてしまう果穂にAeLL.の篠崎愛。昨年公開された『パンツの穴 THE MOVIE 童貞喪失ラプソディ』(11)で主演を務めたが、もともとグラビアアイドルとして高い人気を誇る一人だ。
AKB48をはじめ、グループアイドルが乱立するアイドルバブル真っ只中な今、人気の4グループからそれぞれ一人とはいえ、映画で共演するのはファンにとって嬉しいはずだ。
本作に限らず、山田悠介の作品はティーンエイジャーが主人公のものが多いだけに、アイドルとの相性が良い。それゆえに、これまで映画化された作品の中でも、『×ゲーム』(10)にAKB48の菊地あやか、仲川遥香。『アバター』(11)にグラビアアイドルの水沢奈子、大谷澪、元AKB48の増山加弥乃。『×ゲーム2』(12)にAKB48の多田愛佳と元メンバーの平嶋夏海といったアイドルが出演していたが、本作はそんな山田作品×アイドルのコラボという意味で最強の作品になるに違いない。【トライワークス】