『一枚のめぐり逢い』でザック・エフロンが「むかついた」と発言してしまうほどの男性とは?

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『一枚のめぐり逢い』でザック・エフロンが「むかついた」と発言してしまうほどの男性とは?

「女性が強くなった」と言われる昨今。女性誌では“強い男”が特集で組まれ、やはり女の子は男性に対して“頼もしさ”を求めていることがわかる。特に精神的に強い男性は、頼もしく感じられるもの。ニコラス・スパークスのベストセラー小説を映画化した『一枚のめぐり逢い』(6月16日公開)には、世の女性が求めている男ローガン・ティボーが登場する。あまりの完璧さに、演じたザック・エフロンでさえ「むかついた」と発言してしまうほどの男性だという。

ローガンは、しっかりした男らしさ、繊細な優しさ、女性から見ると可愛らしい弱点を兼ね備えた理想の男性だ。鍛えられた肉体から連想される強いイメージと優しさという、今まさに求められている男性像を具現化しているのではないだろうか。イラク戦線に出兵したアメリカ海兵隊のローガンは、戦地での後遺症を抱える傍ら、ヒロインのベスを静かに見守り、ヒロインの母親や、元夫の子供とも仲の良い姿を見せる。動かないトラックや船も修理でき、ピアノが得意と器用だが、チェスゲームが弱いというギャップがある。ザックはトーク番組「エキストラ」でローガンについて、「僕はこの役を演じていて、自分自身にむかついたね。だって、彼は最もクールな男なんだ。それ以上に彼はヒーローなんだよ。でも、演じられて最高だったね」と語った。

そんなローガンを演じたザックは努力を惜しまない俳優でもある。彼をスターに押し上げた「ハイスクール・ミュージカル」で主役に抜擢された際、ダンスもバスケも全くできない青年だった。しかし、監督の「努力すれば何でもできるということをリアルに伝えたい」という思いに答えたいと、ザックは努力を重ね、今では特技になっているという。本作でメガホンを取ったスコット・ヒックス監督から「彼は明らかにものすごく自分自身に対して厳しい」と俳優として努力を惜しまないことにも評価されている。

『The Paperboy』(全米11月23日公開、日本公開未定)ではニコール・キッドマンやジョン・キューザックとの共演が決まっているザック。ますますの俳優としてのますますの飛躍に期待したい。【Movie Walker】

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