生田&吉高が『僕等がいた』大ヒットに感無量「大変だったことも青春の一部」 |最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
生田&吉高が『僕等がいた』大ヒットに感無量「大変だったことも青春の一部」

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生田&吉高が『僕等がいた』大ヒットに感無量「大変だったことも青春の一部」

3月17日に前篇、4月21日に後篇が公開され、現在までに2作合わせて動員数300万人を突破した『僕等がいた』。この大ヒットを記念し、5月11日に新宿バルト9で主演の生田斗真、吉高由里子、三木孝浩監督が大ヒット御礼舞台挨拶を行った。生田は「大ヒットしたことも嬉しいですが、この映画が一人、一人の心の中に残り続けてくれるのが本望です」と語った。

小畑友紀の人気コミック「僕等がいた」を、まばゆい初恋を描く“出会い“の前篇、誓った未来を貫く“運命“の後篇と、邦画史上初の2部作連続公開で描く本作。吉高は撮影の思い出をこう振り返った。「前篇は見る見る太っていきました。放牧された牛のようで、“牛高”由里子さんに(笑)。みんな地方でお泊りすると、ご飯が活力になる。男の子と同じ量を食べるわけで」。そう言いながら脚をかいた吉高を見た生田は「牛高、脚をかく(笑)」と突っ込み、会場は大爆笑。

生田も撮影の苦労話を尋ねられたが、「大変だったことって何だろうね」と余裕の笑顔。すると吉高が「格好良いことしてたじゃないですか。自分のせいにしてスケジュールを変えて、スタッフさんたちを休ませようとしたり」と、生田の男気をねぎらった。すると生田は「色々大変だったことも青春の一部というか、楽しかったことの一部になってる気がします」と感慨深い表情で語った。

その後、後篇を見たてほやほやの一般客からの感想がゲスト陣の前で語られた。「漫画の世界観を崩さずに、素晴らしい作品になっていた」とか「女子高、女子大なのでふたりの恋が羨ましい」「母親目線で見た」といった意見を3人とも嬉しそうに聞きいっていた。生田も学生時代を振り返り、「僕は、あんなにキラキラした学生生活じゃなかった。わりと男連中と一緒にいる感じだったから」と言うと、吉高も「私も同じ学校の人とつきあったことがない。でも、男の人と歩いて帰ったことはあります」と学生時代の思い出を語った。

その後、大ヒットを記念したくす玉が割られた。最後に生田は「この映画を見て、明日頑張ろうとか、前向きに生きていこうと思ってくれたら嬉しいです」と言うと、吉高は「今日が最後になるんだなと思うと寂しい気持ちで一杯になりましたが、皆さんの手元に広がっていくのが楽しみです」と、笑顔で締めくくった。後篇初日のアンケートでは「とても良かった」+「良かった」と感じた人が97%、「誰かに薦めたい」と感じた人が実に94%を占めるという『僕等がいた』。息の長い盛り上がりぶりを見せてくれそうだ。【取材・文/山崎伸子】

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