ティム・バートン監督の原点ここにあり!モノクロ3Dの変だけど素敵な特報を公開

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ティム・バートン監督の原点ここにあり!モノクロ3Dの変だけど素敵な特報を公開

『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』『アリス・イン・ワンダーランド』、そして5月19日(土)より公開の『ダーク・シャドウ』をはじめ、圧倒的にユニークな世界観で世界中の映画ファンの心をとらえ続けるティム・バートン監督。今冬、彼が贈るのはディズニー史上最も奇妙な3Dワンダーランドだ。その輝かしい才能とキャリアのルーツである初期の同名短編『フランケンウィニー』をもとに、モノクロ3Dという大胆な映像表現によるスリリングでエモーショナルなファンタジーアドベンチャーが誕生した。

1984年に制作された短編は、少年が科学の力で愛犬を生き返らせてしまったことから起こる大騒動を描き、ティム・バートンらしい“変だけど素敵”な世界を舞台に、エッジの効いたキャラクターがエモーショナルな物語を紡ぎ出す名作だ。今回、映画ファンはもちろんのこと、ティム・バートン自身がこよなく愛するこの作品を、2012年の今だからこそ可能な映像テクノロジーと、温もりあるストップモーションアニメーションを融合し、3D長編映画として再生させた。

長編化に伴い、キャラクターたちもパワーアップした。ひと癖もふた癖もあるルックスと性格のユニークなキャラクターたちが多数登場するなか、今回公開された特報では、主人公の科学オタク少年ヴィクターが、大の仲良しだった愛犬スパーキーの死を悲しみ恋しむあまり、稲妻を浴びせるというとんでもない科学実験で、スパーキーを生き返らせようとする奇妙なシーンが明らかに! しかし、それは大事件の始まりにすぎなかった。モノクロの世界の奇妙だけど愛らしく人間味あふれるキャラクターたちは、ティム・バートン監督が長年表現し続けてきた独創性がたっぷりと詰め込まれ、見る者を魅了するに間違いない。

モノクロ3Dで贈る『フランケンウィニー』は12月15日(土)より全国公開。クリスマスの映画に是非お勧めしたい。【Movie Walker】


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