先輩ガール・香里奈が女子高生に輝く女の秘訣を伝授「怖がらずにどんどん夢を追いかけて!」
発行部数40万部を超える奥田英朗の同名小説を映画化した『ガール』(5月26日公開)の女子高生限定試写会が5月18日に都内で開催され、上映後には主演の香里奈がサプライズで登壇。突然の香里奈の登場に「可愛い!」「良いにおいがする!」と大興奮の女子高生たちと共に、ガールズトークを繰り広げた。
本作は香里奈、麻生久美子、吉瀬美智子、板谷由夏の4人が、それぞれ等身大の女性に扮して贈る物語。「仕事と子育ての両立は?」「女は何歳までガールでいられるの?」など、日々、恋愛や仕事に悩みながらも、たくましく生きようとする女性の姿を、生き生きとユーモラスに描き出す。香里奈は、友人にファッションが年相応ではないと指摘される29歳のOL・由起子役を演じている。女子高生から「私も親から、もう高校生なので少し落ち着いたファッションをしなさいと言われる。すごく由起子の気持ちがわかった」と感想をもらった香里奈は、「ありがとう!」とチャーミングな笑顔を浮かべた。続けて「私は女子高生の時、安室奈美恵さんに憧れていて。厚底ブーツを履いたり、メッシュを入れたりしてましたよ」と高校時代を振り返り、「ルーズソックスでした!“ゴム抜きルーズ”っていうのが流行った」と告白。会場からは「ルーズも履くけど、今はハイソックスが多い」との声が挙がるなど、足元のファッション話に華を咲かせていた。
輝く香里奈の姿に女子高生たちは終始うっとり。憧れの眼差しを向けて、「どうしたらそんなに綺麗になれますか?」と直球の質問が飛ぶと、香里奈は「中高生の頃は、メイクをしたまま寝てしまっていたけれど、この年齢になったらそれは駄目。メイクを落とすなど基本的なことをしっかりやって、後はお茶やお水をたくさん飲んだり、お風呂あがりにストレッチをしています」と美の秘訣を伝授。さらに「夜にラーメンなんて食べないですよね?」と聞かれると、「食べるよ! 人並みに太る(笑)。夜の炭水化物は控えたり、一生懸命やっています」と日々の努力を明かしてくれた。女子高生たちは「私も頑張ります!」と元気いっぱいに答えるなど、香里奈の飾らない人柄に魅了され、大いに励まされたようだ。
最後に香里奈は「私も10代の頃に経験したことが今、生きている。怖がらずにどんどん挑戦して、夢を追いかけてほしい。恋もファッションも学校も頑張って!」と女子高生に熱いエールを贈り、トークショーを締めくくった。ガールの本音がぎっしり詰まって、ひたむきな姿に元気をもらえる共感度抜群の本作。女子高生だけでなく、あらゆる世代の女性への応援作となりそうだ。【取材・文/成田おり枝】