『ダーク・シャドウ』でジョニー・デップの相手役を務めた美人女優って?
ジョニー・デップ&ティム・バートン監督の8度目のタッグ作『ダーク・シャドウ』(公開中)が初週ランキングで動員、興収共に1位を獲得、好発進を切った。ジョニーはもちろん、個性あふれる女優陣の競演も見ものの本作。エヴァ・グリーン、ミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム=カーター、クロエ・モレッツなどそうそうたる顔ぶれの人気女優が出演しているが、注目したいのはジョニー扮するヴァンパイアの思い人役を演じたベラ・ヒースコートだ。オーストラリア出身の彼女は、日本ではまだ無名だが、その美貌や存在感から、本作でスポットを浴びている。
ジョニーが扮するのは、家族思いの新種ヴァンパイア、バーナバス・コリンズ。バーナバスは1752年にアメリカに渡った裕福なコリンズ一家の生まれだが、ある日、魔女を失恋させてしまったことからヴァンパイアにされ、生き埋め状態に。その後、目覚めたら、約200年後の1972年だったという設定である。ベラは、バーナバスが心から愛したジョゼッテ役と、家庭教師ヴィクトリア役の二役を演じた。
ジョゼッテ役では、ミステリアスで悲劇的なヒロインになりきり、ヴィクトリア役では心にある悩みを抱えながらも凛と振る舞う姿が好感度大! まるで陶器の人形のような美しさは日本でもブレイク必至だ。
『シザーハンズ』(90)以来、『チャーリーとチョコレート工場』(05)、『アリス・イン・ワンダーランド』(10)など、ジョニー・デップとティム・バートン監督の名コンビの作品群は、常に期待を裏切らない愉快なファンタジーとなっていたが、もちろん本作もしかり。まだ見てないという人は、乗り遅れないように早めに映画館へ行こう!【取材・文/山崎伸子】
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