トム・クルーズ、『ロック・オブ・エイジズ』LAプレミアで「日本に行けたら良いな!」

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トム・クルーズ、『ロック・オブ・エイジズ』LAプレミアで「日本に行けたら良いな!」

ロックのヒットナンバーを集めて構成されたミュージカルを映画化した『ロック・オブ・エイジズ』(9月21日公開)。本作のLAプレミアが現地時間6月8日、ロサンゼルスのグローマンズ・チャイニーズ・シアターで行われ、敷き詰められた60mのブラックカーペットを、トム・クルーズ、ジュリアン・ハフ、ディエゴ・ボネータ、メアリー・J・ブライジ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、マリン・アッカーマン、アレック・ボールドウィン、ポール・ジアマッティ、ラッセル・ブランド、アダム・シャンクマン監督が歩いた。

プレミア開始の1時間前に到着し、ファンたちにサインをしたり、一緒に写真を撮ったりとサービスをしたトム・クルーズ。本作でロックスターのステイシー・ジャックスを演じたトムは、1日5時間、週5日のボイストレーニングを敢行して鍛え上げた。本作の中から日本のために一曲を選ぶとしたら、と問われたトムは、「それはどういう曲を元気が出る音楽だと感じるかによるよね。僕は『Pour some sugar(on me)(邦題『シュガー・オン・ミー』)』が好きなんだ。それに、ボン・ジョヴィも。全ての歌がすごく楽しいよ。ガンズ・アンド・ローゼズ、ボン・ジョヴィ、ポイズン。この映画の中にはすごくたくさんの素晴しい歌があるんだ。映画のサントラは全くグレイトだよ」と紹介。「日本に来て、それらの歌を歌ってくれますか?」という質問に「そうできたらすごく楽しいだろうね!」と想像を膨らませ、日本のファンに向けて「この映画の公開のために日本に行けたら良いなと思うよ。まだわからないけどね」と、来日に向けて期待が高まるコメントが返ってきた。

キャサリン・ゼタ=ジョーンズは、オファーを受けた時のことを「アダム・シャンクマン監督が『やってくれ』って言ってきて、私は、脚本も読まずに『やるわ』って言ったの。なぜって彼のことが大好きだからよ!」と明かした。主役に抜擢されたジュリアン・ハフは、豪華出演者と監督に囲まれ、「今、違った世界にいるみたい。アダム・シャンクマン監督、メアリー・J・ブライジ、トム・クルーズが出ている作品のプレミアでレッドカーペットを歩いているなんて、全く信じられないわ。この世のことと思えないくらいよ」と興奮を隠しきれない。映画初出演となるディエゴ・ボネータは「本当に信じられないよ。ここにいられることをとても謙虚に受けとめているし、とてもハッピーだ。全てをゆっくりと、十分理解しようとしているんだ。全ての瞬間をエンジョイしようとしているよ」と心境を明かした。

トムの印象について「彼は素晴らしい役者よ。彼は全てを役のために捧げて演じるの。私たち、『また一緒に仕事をしたいわね』って話しているのよ」(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)、「彼は、みんなが“彼はこういう人だ”と言っていた通りの人だったわ。このビジネスで、最も一生懸命働く人で、すごく仕事にコミットして、打ち込んでいるの。彼と一緒に仕事をできるなんてとても名誉だわ」(ジュリアン・ハフ)、「彼は、僕が知っている最も一生懸命働く人だ。彼はすごく才能があるのと同じくらい、とても謙虚なんだ。僕とトムは、ギターを一緒に練習したんだ! そして、あそこにいる人が歌ったんだ! ミスター・ブレット・マイケルズ(ポイズンのリードボーカル)だよ!」(ディイエゴ・ボネータ)と、それぞれが語った。

アダム・シャンクマン監督はトムとタッグを組み、「僕はすごくワクワクしたんだ。トムの最初のヴォーカルセッションに一緒に行ったんだ。そして、彼の声を聞いた時、素晴らしいことになるのがわかったんだよ。また、彼と一緒に仕事をするのは本当に素晴しい経験だった。彼は、一緒に仕事をする人たちがより良い仕事ができるようにしてくれる。それがどんな仕事であってもね。なぜなら、彼は僕にチャレンジしたし、僕は彼にチャレンジしたからだよ。それは素晴しいパートナーシップだったんだ」と振り返る。

この日はトビー・マグワイア、ジーン・シモンズ(KISS)、ジョシュ・デュアメル&ファーギー、デビー・ギブソン、ビリー・ボールドウィン、デフ・レパード、ポイズン、REOスピードワゴンらも出席した。【Movie Walker】

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