映画を見たら即聖地巡礼! 吉祥寺の魅力が再発見できるファンタジーって?|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
映画を見たら即聖地巡礼! 吉祥寺の魅力が再発見できるファンタジーって?

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映画を見たら即聖地巡礼! 吉祥寺の魅力が再発見できるファンタジーって?

カップルがその池でボートに乗ると別れてしまうという都市伝説がある“桜の名所”井の頭公園に、ファッション好きが集う雑貨店、老舗のライブハウスもあり、老若男女問わず人気の街・吉祥寺。「住みたい街ランキング」で長年首位に輝いていることでも知られるこの街は、近年『グーグーだって猫である』(09)や『吉祥寺の朝日奈くん』(11)といった作品でロケ地に選ばれるなど、映画に登場することもしばしばだ。そんな吉祥寺を舞台にした作品がまた1つ登場する。

6月16日(土)公開の『あんてるさんの花』は、吉祥寺駅北口駅前に新旧約100店舗がハーモニカの吹き口のように並んでいる“ハモニカ横丁”を舞台にしたヒューマンファンタジーだ。本作にもプロデューサーとして参加する松江勇武氏が代表を務める「ムサシノ吉祥寺で映画を撮ろう!」が、プロジェクト名そのままに吉祥寺を舞台に製作した、『セバスチャン』(09)、『あまっちょろいラブソング』(10)に次ぐ3作目の作品となる。

本作では、新たに設立された武蔵野市フィルムコミッションと協力し、全編にわたって武蔵野市ロケが敢行された。また、松江氏自身がハモニカ横丁で飲食店を営んでいることもあり、今回の撮影を通してはじめて他の店舗の店主と交流を持つことができたり、新たな発見があったという。

地域活性化という点では、本編の上映前に吉祥寺駅北口から少し離れた吉祥寺中道通り商店会をPRするCMが上映されるという。なお、本作が上映されるのは同地に根付いたミニシアターとして知られる吉祥寺バウスシアターなので、本編を見た後に、昭和の香り漂うハモニカ横丁などを歩いてみるのも良いだろう。

そして鑑賞の際は、現在発売中の東京ウォーカー11号(または6月19日発売の12号)を持参すると嬉しい特典も。何と劇場窓口に提示するだけで当日鑑賞料金が300円引きになり、吉祥寺発祥のジンジャーハイボールがプレゼントされるのだ。是非この機会に吉祥寺の魅力にどっぷり浸ってもらいたい。【トライワークス】

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