トム・クルーズの元マネージャーが知られざる過去を暴露!「離婚は最初からわかっていた」
泥沼化が予想されているトム・クルーズとケイティ・ホームズの娘スリを巡るバトルは、プライバシーが露呈されることを恐れたトム側が、お互いの弁護士を通じた話し合いを続けており、現在は停戦状態にあるようだ。
しかし、今回の一件で、今まで明かされることのなかったトムの過去が、パーソナル・マネージャーを務めたエイリーン・ベルリンによって暴露されることになった。
トムが18歳になった直後から約3年にわたってトムのマネージャーを務めたエイリーンによれば、「トムが失読症だったことは周知の事実ですが、トムは小さい頃から友達や父親からのいじめや暴力に苦しんでいました。12歳の時に両親が離婚したため、経済的に苦しい生活を送っていたトムは、15歳の時、聖職者になるためにカトリックの神学校に入りましたが、結局アルコールに溺れ、母親からも家を追い出されるという悲しい少年時代を送っています」
「母親は再婚していますし、父親は家を出てしまったので、とても愛情に飢えていた気がします。会う度に、いつも女性と一緒でしたが、次に会う時は必ず違う女性だったのも、愛情に飢えていたことと、ほしいものは何でも手に入れることができる人間であるという自己表現だったのでしょう。トムが俳優を志し、私が夫と住むマンハッタンのアパートに転がり込んできてからも、前張りだけの姿で家の中をうろうろすることが多く、自分の肉体にはかなり自信を持っていたようです」
「また、普段は感情を表に出さないのですが、自分や3人の姉、妹たちを苦しめた父親への怒りがいつも彼の中にくずぶっていて、それが限界に達すると怒りとなって爆発していました。トムの誕生日に、ティーンエイジャー向けの雑誌に掲載されたトムの写真付きでアルバムをプレゼントした際に、トムが『ティーンエイジャーの雑誌なんかに載りたくない』と叫んで、私にアルバムを投げ返してきたこともあります。自分が軽視されていることにも非常に敏感で、そういう時は怒りをあらわにしますが、普段は極めて礼儀正しく、チャーミングな少年でした。ただ、絶対に自分というものを表に出さない人で、それを演技で昇華していた気がします。これらのことを考えると、彼の結婚生活が続かないのは最初からわかっていました。むしろ、ニコール・キッドマンにしてもケイティ・ホームズにしても、これだけ長く結婚生活が続いたのが不思議なくらいです」とエイリーンが、デイリー・メール紙に語っている。
また、トムが彼女の下を去った後も音信があったというエイリーンは、「彼はセラピーを信じていませんでしたが、救いを求めていたこと、救いが必要だったことは間違いありません。だから、サイエントロジーは彼にとって必要なものだったのです。大スターになった今でも、私にとってトムは少年のままなのです」とも語っており、今回の激白は、トムを陥れるものではなく、むしろ生い立ちによって形成されたトムという人間を擁護しているようにも思われる。
「そんなトムが、血のつながった娘スリを手放すわけがないが、一方でプライバシーを人一倍重視するトムとあって、私生活や醜いバトルがメディアの餌食になるのは耐えられないはずです。ケイティはそういったトムの性格も知ったうえで、トムが攻撃を仕掛けられないような手段に出たのでしょう。トムも下手に動けばキャリアにも響くので、スリをサイエントロジーから引き離すことを条件に、親権、もしくは面会の権利を得る方法を慎重に模索しているはずです」と関係者がTMZ.COMに語っている。【NY在住/JUNKO】