コミコン会見でクリステン「Part1のウエディングシーンが思い出深い」。美少女マッケンジー・フォイは映画デビュー
アメリカ最大のコミックとポップカルチャーの祭典、コミコン・インターナショナルで、『トワイライト』シリーズの最終章後編『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2』(12月28日公開)の記者会見が現地時間7月12日に開催された。レッドカーペットイベントを終えたばかりのロバート・パティンソン、テイラー・ロートナー、クリステン・スチュワート、マッケンジー・フォイ、原作者のステファニー・メイヤーが出席。テイラーが、クリステンの演技を照れ隠しにジョークを交えながら賞賛したり、ロバートをからかいつつ、シリーズ全5作を振り返るなど、和やかな雰囲気の中、会見が行われた。
クリステンはロブとの初対面時を振り返り、「とても印象的だったのを覚えている。特に彼が履いていたパンツが格好良いなって思ってたの(笑)」と明かした。全シリーズの撮影を通じ、新たに発見したことについて、テイラーは「ベラは全編を通じて素晴らしい演技を見せてくれていたと思う。時には、不器用で、ぎこちない面を見せていたけれど、遂にベラは艶やかでセクシーなヴァンパイアになったという意味では、別人になったね」と印象を語った。エドワードは世界一有名なヴァンパイアになり、ロバートは世界一セクシーな俳優に選ばれており、ふたりの共通点を問われたロバートは、「その役に入った時と終わりを見極めるのは難しいから何とも言えない。自分ではここが似ていると思う所も、人から見ればそうじゃないかもしれないし」と淡々と分析した。
“トワイライト現象”を巻き起こし、成功を遂げた本シリーズ。ヒットの理由について、テイラーは「特に成功させようとする見識があったわけではなく、全てのキャラクター設定は原作によるもので、そこから全てが創られている。僕たちは、そのキャラクターに命を吹き込み、世に送り出せたことを光栄に思っている。ファンがまずは恋に落ちた原作を、どう彼らに関連付けて親和性を持たせたかがヒットに導いた要因だと思う」と、大ヒットを真摯に受け止めた。
エドワードとベラの娘レネズミを演じ、本作でスクリーンデビューを果たしたマッケンジーは、「私にとっては全ての瞬間が完璧でした。この一つ、一つの瞬間がこれからも愛おしく、大切にしていきたいと思える特別な経験です」と誇らしげに語った。マッケンジーが記者からの質問に応えると、その透き通るような声に記者から歓声が上がる一幕もあった。クリステンは、『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part1』(11)での夜のウエディングシーンが思い出深いようで、「バージンロードを歩いたこと、そのシーンにいた誰もがエモーショナルになった瞬間で、ファーストダンスのシーンでは感極まった」と振り返った。シリーズが完結してしまうことへの寂しそうな表情も見せながら、テイラーは「7ヶ月間の撮影が終わりに近づくにつれて、一日が終わると、いつも疲れているのに、またこのセットに戻ってきたいと思う自分がいて、それくらい全てが大切に思える瞬間だった」と名残惜しい表情を見せた。【Movie Walker】