松坂桃李主演『ツナグ』主題歌にJUJU「ありがとう」を起用!7年の歳月を経てリリース
辻村深月の同名小説を松坂桃李主演で映画化した『ツナグ』(10月6日公開)の主題歌にJUJUが歌う「ありがとう」が起用された。JUJUの真骨頂ともいわれる感動バラードで、デビュー当時からライブでパフォーマンスされていた同曲が7年の歳月を経てリリースされる。
本作で描かれるのは、死者との再会を望む人のために、その仲介を司る“ツナグ”として他人の人生に深く関っていく一人の青年の葛藤と成長だ。オファーの経緯を伊藤卓哉プロデューサーは「これまでの楽曲で、出会いと別れの切なさを繊細かつ壮大に歌い上げる方だと以前から思っていたので、今回の映画にぴったりなのではと思い、オファーをしました」と明かす。脚本を読んだJUJUからは、「実は、デビュー当時から温めている楽曲がある」と言われ、「ありがとう」を聞かせてもらった伊藤プロデューサーは、「『人と人との運命ともいえる出会いと、その出会えたことに関する感謝の気持ち』という楽曲のテーマが、まさに映画『ツナグ』のテーマと見事に合致していて、運命的に両者を引き寄せたと感じた」と楽曲の印象を語る。
「私にとっても大切な楽曲」というJUJUは、「人と人との絆の大切さを描いた作品だからこそ、かけがえのない人に出会えたことに“ありがとう”と、ご覧になった方に、共感していただける楽曲になることを願っております」と楽曲に込めた思いを語った。楽曲を聞いた主演の松坂は、「メロディー、詞、声、全てから会いたい人への気持ちがあふれていて感動しました。この楽曲が『ツナグ』の一部となりスクリーンで流れるのが今から楽しみです」と本作の完成を心待ちにしている。
ファンの間では、「奇跡を望むなら…」と肩を並べる名曲として語り継がれてきたものの、これまで正式に発表される機会には恵まれていなかった。そんな「ありがとう」は日本記念日協会認定のJUJUの日である10月10日(水)にリリースされる。【Movie Walker】