「Another」イベントで加藤ミリヤが熱唱! セリフを盛り込んだ歌詞にも注目してほしい
ベストセラー作家・綾辻行人による原作小説をはじめ、コミックスやアニメなど様々なメディアでも展開し、話題を集めた学園ホラー「Another」。その実写映画化作品『アナザー Another』(8月4日公開)の納涼イベントが、7月25日に東京都内の廃校となった体育館で実施され、古澤健監督と主題歌を歌う加藤ミリヤが登壇した。
本作の感想を聞かれた加藤は「ホラー映画で面白いと思ったのは、この作品が初めて。いろんなところに仕掛けが満載で、瞬きするのも惜しく感じる作品です。主題歌は、映画のテンションを見終わった後も継続できるように、とにかくアッパーな雰囲気で仕上げました」と話してくれた。
一方、古澤監督は「実は映画が完成した後も、なかなか主題歌が決まらず、誰に担当してもらうかずっと悩んでいたんです。そんな時に加藤さんの曲を聞かせてもらう機会があって、“この歌声なら、きっと主人公たちの背中を押してくれる力強い曲ができるはずだ”と思い、主題歌をお願いした次第です」と、意外な裏話を聞かせてくれた。
またイベントの後半には、加藤による主題歌「楽園」のライブも行われ、会場は大盛り上がりに。楽曲作成時のエピソードについて聞かれた彼女は「映画を拝見して、何らかの形で登場人物たちのメッセージを汲み取りたかったんです。特に主人公とヒロインの心が近づいていく描写が印象的だったので、劇中のセリフを歌詞の中に盛り込んだりして、その距離感を表現してみました」と話した。
連日、猛暑続きの日本列島を、涼しくしてくれること間違いなしの最恐ホラー『アナザー Another』。事前に原作を読んで予習しておくのも良し。映画を見てから読み返し、描写の違いを楽しむのも良し。自分なりのスタイルで本作の公開を楽しみに待っておこう!【六壁露伴/Movie Walker】