御年60歳のリーアム・ニーソンが極寒の雪山で狼と壮絶な戦い!
1993年の『シンドラーのリスト』で第66回アカデミー主演男優賞にノミネートされて以来、演技派俳優として世界中の映画ファンに親しまれているリーアム・ニーソン。文芸作品や人間ドラマなどでその確かな演技力を発揮してきた彼だが、近年の出演作にちょっと変化が生じている。1999年の『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』以降、アクション映画への出演が目立つようになってきたのだ。特に最近は『96時間』(08)、『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』(10)、『アンノウン』(11)といった肉体派アクションから『タイタンの逆襲』や『バトルシップ』といったVFXを駆使した作品まで、幅広く出演している。
そんな最近の彼の魅力が堪能できる新作映画『THE GREY 凍える太陽』が8月18日(土)に公開される。アラスカのツンドラ地帯で発生した飛行機事故の生存者たちが、過酷な大自然で決死のサバイバルを壮大なスケールで描き出した本作。リーアムは生存者の男を演じ、極寒の雪山で野生のオオカミたちを相手に生き残りをかけた戦いを繰り広げる。
『96時間』や『アンノウン』などの主演作でも極限状況の中で奮闘する男を体当たりで演じてきたリーアム・ニーソン。60歳にしてなおアクション作品に出演し続けるリーアムだが、本作では極寒の地で肉体の限界に挑戦した。自らリーダーシップをとり、仲間を導いていく姿にはほれぼれとさせられる。卓越した演技力と、命がけのアクション、両方を兼ね備えた彼の活躍は是非とも劇場で見てもらいたい。【トライワークス】
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