日本俳優連合の震災チャリティーイベントに、井上和彦率いる声援団が登場!

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日本俳優連合の震災チャリティーイベントに、井上和彦率いる声援団が登場!

7月29日、日本俳優連合主催のチャリティーイベント「東日本大震災復興支援2012」が新宿の芸能花伝舎にて行われた。人気声優らが集い、チャリティーオークションやバザー、サイン会、そしてライブなどが実施されたが、その一環として、声優の井上和彦率いる声援団もステージに立った。

声援団とは、東日本大震災を受けて、“声で支援”をテーマに結成されたユニット。井上和彦の声がけで、震災後わずか一週間足らずで結成され、以来、コンスタントにライブや募金活動、そして被災地訪問などを続けている。

毎回参加メンバーが異なる声援団だが、この日は団長の井上和彦ほか、勝杏里、神奈延年、かないみか、檜山修之、置鮎龍太郎、そして声援団初参加となる山口勝平という顔ぶれに。昔は小学校の体育館だった会場に、揃いのTシャツを着た彼らが登場すると、満員の客席から大きな歓声が上がった。

ライブでは声援団のテーマ曲「君に送る応援歌」をはじめとする数曲を披露。節電が叫ばれた震災直後に活動をスタートさせている彼らは、ギターと生声だけで聴かせる究極のアコースティックスタイルで、訪れた観客と一緒に会場を大いに盛り上げた。

また、途中のトークタイムでは、被災地での炊き出し体験や避難所での子供たちとの交流などについて語ると共に、井上の口からは今後も継続して活動を続けていくことが改めて語られた。ライブ終了後には声援団グッズも販売され、たくさんの善意が寄せられた。

「今回のグッズ収益金及び義援金は計14万9245円でした。この中から7万円は日俳連さんを通じて、残りはかないみかさんの知人を通じて、女川に寄付させていただきます」とは井上のコメント。

ちなみに、この日、メンバーが着ていた声援団オリジナルTシャツは特別な品だという。「このTシャツは、(声優の)甲斐田裕子さんとかないみかさんが東北の刺し子さんにお願いして作っていただいたものです。声という文字、ひと針、ひと針に心がこもっているかと思うと、大切にしなきゃって思います。これからも東北の方々に少しでも還元できるようなグッズ作りなどもしていきたいですね」と井上は語った。

声援団の活動については声援団オフィシャルサイトでも告知されているので、彼らの活動内容、今後の活動予定などが気になる方はチェックしてもらいたい。【Movie Walker】

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