【アカデミー賞速報】主演男優賞はショーン・ペン
アカデミー賞主演男優賞は、『ミルク』のショーン・ペンが受賞!
ショーン・ペンが演じたのは、全米で初めて同性愛者であることを公言して公職についたハーヴィー・ミルク役。いつもながら、徹底的に役作りに入り込む“憑依型”アプローチが、観客の心を鷲づかみにする。
ショーン・ペンといえば、昔はとことんやんちゃで、アカデミー賞ぎらいだったが、敬愛するクリント・イーストウッド監督作『ミスティック・リバー』(04)で同賞・主演男優賞を受賞して以来、もはや演技派ビッグ・スターとして名を連ねるようになった。しかも2度目の受賞の栄誉に輝いたのだからすごい!
小さいスピーチ用のメモをもつ手をふるわせながら登壇したペン。「自分がなかなか評価されなかったのは、自分の責任でもあります」と、過去を振り返ってコメント。
さらに「これまで同性愛者の結婚に反対してた人は恥を感じるべきです。全ての人たちにとって平等の権利があるべきだと私は思ってます」と熱いスピーチを展開し、会場は釘付けとなった。【MovieWalker】
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