『バイオハザード』ミラ・ジョヴォヴィッチの布一枚(!?)のセクシードレスに注目!

インタビュー

『バイオハザード』ミラ・ジョヴォヴィッチの布一枚(!?)のセクシードレスに注目!

9月14日(金)に日米同時公開された、人気サバイバルアクション第5弾『バイオハザードV:リトリビューション』。ミラ・ジョヴォヴィッチが繰り広げるダイナミックなアクションが冴える本作だが、毎回、ミラの個性的な衣装が、その魅力を倍増させるのに一役買っている。彼女の引き締まった体にぴったりフィットした戦闘服も魅惑的だが、なかにはまるで白い布一枚を巻いただけのようなセクシーな衣装もあり、目がくぎ付けになってしまう。

布一枚というか、まるでお風呂上りにバスタオルを巻いたようなこの衣装は、ミラの出世作である『フィフス・エレメント』(97)で着ていた、ジャン=ポール・ゴルチエの包帯を巻いたような衣装と同じくらいインパクトがある。ポール・W・S・アンダーソン監督に、この衣装について尋ねてみた。「あの“ペーパードレス”は、1作目の『バイオハザード』(02)で、アンブレラ社に拘束された時に着ているものと同じものだ。今回の5作目では、1作目で人気を博したレインやレッドクイーンが再登場したので、1作目の世界観とリンクさせるために、再びあの衣装を使ったんだ」。

ミラといえば、 ファッションデザイナーとして、「ジョヴォヴィッチ ホーク」という自身のブランドも展開しているが、『バイオハザード』の衣装についても、監督にいろんな意見を出しているそうだ。「衣装については、いつもふたりで話し合っているよ。というか、ミラがデザインしたものを見せてもらって、それについて僕が意見を言う感じだ。それらは、男性目線で見た女性のセクシーさを強調させるような衣装ではなく、あくまで女性目線で見たものなんだ。ミラは普段から、『女性は、男性ではなく、女性の目線を気にして、着る服を選んでいるのよ』と言っているよ」。

確かに、露出度が高い服でも、媚びていない感じを受けるのは、そのせいかもしれない。いずれにしても、アンダーソン監督とミラは、舞台裏でもいろんな話し合いをしながら、シリーズを育ててきたのだと、改めて感心した。このペーパードレスは、是非劇場でチェックしてもらいたい。【取材・文/山崎伸子】

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