樹木希林、松坂桃李とJUJUの仲を“ツナグ”行為に女性ファンが絶叫!
直木賞作家・辻村深月の同名小説を映画化した『ツナグ』(10月6日公開)の主題歌披露付き特別試写会が、9月25日に有楽町朝日ホールで開催。主演の松坂桃李、樹木希林、主題歌を歌ったJUJUが登壇。松坂は「スタッフ、キャスト全員がたくさんの愛情を込めて作った作品です」と興奮しながら挨拶。JUJUは主題歌「ありがとう」を熱唱した。
松坂は、樹木について「安心と興奮を同時に与えてくれる人」と語った。「会う前までは、厳しい方だと言われていたので、すごく緊張しましたが、会ったら優しく包み込んでくれたので、感謝してます。いろんな食べ物とかを持ってきてくれるんです」。樹木が照れながら「家に余ってたからね」と言うと、松坂も会場も爆笑。樹木は松坂について「素直で無垢。これから育っていくんじゃないかと楽しみにしてます」と答えた。
また、JUJUのことを知らなかったという樹木は、「ジュジュジュリンって言うの?」と、会場の笑いをとった後、「音楽は世界共通のはず」とコメント。以前、『麒麟の翼 劇場版・新参者』(12)のイベントで、JUJUの主題歌「sign」を同じ会場で聞いたという松坂は「不思議な縁だなと」と感動していた。樹木は、JUJUについて「独身なの?何か生まれると良いわね」と、ふたりをつなごうとすると、会場の女性ファンは「ええ!!」と絶叫!樹木はそれを聞いて「大丈夫よ!」とおどけて見せた。
主題歌「ありがとう」は、JUJUがデビュー当時から温め続け、ファンの間でも支持率が高い幻の曲だという。歌い終わったJUJUは「『ツナグ』によって『ありがとう』が外へ出ることができました」と、感謝の言葉を口にした。また、その後、「ありがとうと思えた出会い」について尋ねられると、松坂は「本当にこの作品に出会えたことにありがとうです」と語ると、樹木は「40年近く別居している人に出会えてありがとうございました」と、夫・内田裕也への愛を告白。JUJUは「樹木希林さんが大好きだったので、今日お会いできて嬉しかったです」と話した。
メガホンを取ったのは、『ROOKIES 卒業』(09)の平川雄一朗監督。松坂、樹木の他、佐藤隆太、桐谷美玲、橋本愛、大野いと、遠藤憲一、八千草薫らが奏でるアンサンブルが堪能できる本作は、ハンカチ必携で臨みたい。【取材・文/山崎伸子】