『黄金を抱いて翔べ』の映画版ミュージックビデオを井筒和幸監督が演出

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『黄金を抱いて翔べ』の映画版ミュージックビデオを井筒和幸監督が演出

井筒和幸監督が、日本推理サスペンス大賞を受賞した高村薫のデビュー作を妻夫木聡、浅野忠信、西田敏行らの共演で映画化した『黄金を抱いて翔べ』(11月3日公開)。本作の主題歌「Damage」を安室奈美恵が歌うことは既に発表されていたが、この度、井筒監督が演出する同曲の映画バージョンのミュージックビデオが完成、公開された。

安室の主題歌起用は、「『人生を賭ける男ども』の話なので、そこに負けまいと挑みかかるような、エモーショナルな女性の歌声が一番望ましいと思った」という井筒監督からのオファーで実現。プロデューサーは「出演者がほぼ男性で女性的なイメージとは違うハードボイルドなこの映画の主題歌を正直受けてもらえるか不安だった」とコメントしているが、台本を渡し、井筒監督の主題歌に対するイメージを伝えたところ、安室側が快諾したことにより、新曲「Damage」が起用されることになった。

映画本編映像で綴る特別バージョンのミュージックビデオは、曲のタイトルや歌詞に連動させた映像を盛り込むなど、井筒監督の遊び心が満載。楽曲の魅力が存分に伝わり、映画への期待感を高める映像となっている。

「Damage」は配信限定リリースとなり、着うたは10月24日(水)に、着うたフル・PCは10月31日(水)に配信がスタートする。【Movie Walker】


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