AKB48が歌う『シュガー・ラッシュ』の全世界挿入歌「Sugar Rush」ミュージッククリッ​プが公開

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AKB48が歌う『シュガー・ラッシュ』の全世界挿入歌「Sugar Rush」ミュージッククリッ​プが公開

人間たちが知らないゲームの世界を舞台に、ヒーローになれない悪役のラルフと、レーサーになれない一人ぼっちのヴァネロペの姿を描いた『シュガー・ラッシュ』(2013年3月23日公開)。AKB48の歌う本作の全世界挿入歌「Sugar Rush」のミュージッククリッ​プが初公開された。

シュガー・ラッシュとは、主人公ラルフが迷い込んでしまうお菓子で彩られた世界のレーシングゲームのこと。シュガー・ラッシュの世界には、日本の要素がたくさん含まれていることから、「日本を象徴する音楽を!」と、AKB48に白羽の矢が立った。「音楽スーパーバイザーのトム・マクドゥーガルから勧められ、AKB48の曲を聴いて映像も見て、ぴったりだと思った」というリッチ・ムーア監督の強い希望でAKB48が起用され、ディズニー・アニメーションやピクサー作品など数々の作品を手掛けたトム・マクドゥーガルが、AKB48の総合プロデューサーで作詞家の秋元康に作詞を依頼した。

フォトグラファーで映画監督の蜷川実花が監督を務めた、今回のミュージッククリップ。カップケーキ姿のAKB48のメンバーが、本作の世界に入り込んだかのような映像に仕上がっており、渡辺麻友は「まるで『シュガー・ラッシュ』のゲームのキャラクターになったみたいでした。ゲーム、お菓子などいろんなテイストが詰まったミュージッククリップになっているので、世界中の方々に楽しんでいただけると思います!」と自信をのぞかせた。

トム・マクドゥーガルは完成した楽曲「Sugar Rush」とPVについて、「パーフェクトだったよ。そしてパフォーマンスもファンタスティックだった」と大絶賛。ディズニー・アニメーション部門の責任者であり、『トイ・ストーリー』(96)や『カーズ』シリーズの生みの親、本作の製作総指揮を務めるジョン・ラセターも「こんな素晴らしいものは見たことがないよ!AKB48のメンバーと映画の一部分でも関わることができて、本当に嬉しく思うよ」と興奮気味に語っている。

ゲームの世界で悪役を演じてきたが、本当は「みんなに愛されたい」と思い悩む主人公ラルフが、色鮮やかなお菓子の世界シュガー・ラッシュに迷い込むシーンをPOPに演出するAKB48の歌声に、リッチ・ムーア監督は「とても魅力的で、曲も素晴らしいよ」と評価を与える。全世界デビューについて、高橋みなみは「AKB48として、大変大きな仕事をできたと実感しています。今後も世界中の皆様に応援していただけるようなグループに成長していきたいです」とさらなる飛躍を誓った。【Movie Walker】


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