『劇場版 HUNTER×HUNTER』の声優に川島海荷が起用、主題歌はゆずが担当！

1998年から連載されている冨樫義博のコミック「HUNTER×HUNTER」。連載15周年にして初の劇場版アニメ化される『劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影』(2013年1月12日公開)の声優に川島海荷が起用され、主題歌「REASON」をゆずが担当することがわかった。川島は男の子役のアフレコに初挑戦。ゆずがアニメ映画に主題歌を提供するのは『ドラえもん のび太とふしぎ風使い』(03)以来、10年ぶりとなる。

本作は、冨樫が約10年前に描き上げたものの、未公開となっていた幻のネームから構成したオリジナルストーリーだ。人気キャラクターのクラピカの過去を描く原作ファン必見の待望の劇場版となっている。

川島が声を演じるのは、クラピカの親友で、本作のキーパーソンでもあるパイロ。男の子役という新境地に、川島は「男の子役を担当するということは衝撃でした！未知の世界なので楽しみです。練習をしっかりして、男の子の声に挑みたいです！」と気合十分だ。パイロは、冨樫が約10年前からキャラクターとして設定しており、本作で名前やビジュアルが明らかになったもの。

主題歌「REASON」は、結成以来、初めてという北川悠仁、岩沢厚治、そしてアニメソングやアイドルへの楽曲提供でヒャダインとしても人気の前山田健一との三者共作で楽曲を制作。「連載当初から知っていて、今回のオファーを受けて、改めて読み直して制作した」という北川をはじめ、3人がそれぞれ「HUNTER×HUNTER」の世界観にぴったりあった歌詞・メロディを持ち寄り、これまでのゆずにはない組曲形式の楽曲が完成した。ゆずは「僕らの曲が映像に乗ることで、少しでも物語を盛り上げることができたらという思いで作りました。作品の世界観にうまくマッチし、どういう化学反応を起こすのか、とても楽しみです」とコメントを寄せ、川島は主題歌について「歌詞から仲間と共に夢を一生懸命追いかけるストーリーが思い浮かんで、その前向きな詞に勇気づけられます。『HUNTER×HUNTER』にぴったりですし、それがゆずさんの声で奏でられると思うと今から楽しみです!!」と、本作の完成を心待ちにしている。

同曲は劇場版の主題歌としてのほか、12月からレギュラー放送のエンディングテーマとしても使用される。ゆずの37枚目のシングルであり、2013年第1弾シングルとなる「REASON」は2013年1月9日(水)発売だ。【Movie Walker】