『アバター』主演のサム・ワーシントンがアトランタで逮捕される！

『アバター』(09)、『タイタンの戦い』(10)などに主演し、“3D俳優”と呼ばれていたサム・ワーシントンが、アトランタのレストランでスタッフを押すなどして暴れ、催涙スプレーで取り押さえられて逮捕されたとE！Online、ピープル誌などのメディアが一斉に伝えている。

E！Onlineが掲載している警察の調書によれば、事件が起きたのは11月3日の夜で、サムはアトランタのヴォーテックス・バー＆グリルの入口で、あまりに泥酔していたことが原因で入店を断られ、ぶち切れして警備員に不適切な言葉を吐きかけ、暴力的な行為を働いたという。そのため、警備員が彼に向かって催涙スプレーを噴射し、その場で取り押さえ、駆けつけた警察が治安びん乱罪の容疑で彼を逮捕した。目撃者の一人は、サムは急に乱暴になり、入口に立っていた警備員を2回押すなどしていたと警察に語っている。事件の一部始終はバーの監視カメラにとらえられていたそうで、サムは取り押さえられた後に同店の警備員から手錠をかけられ、そのまま警察に引き渡されたという。

しかし、11月5日にアトランタの地方裁判所が、サムが不起訴処分になったことをE！Onlineに認めたそうで、理由は明らかにされていないが、被害にあった警備員が裁判に現われなかったからだと報じているメディアもある。

サムは、アーノルド・シュワルツェネッガーと共演のアクションスリラー映画『Ten』(全米2013年公開予定)の撮影のためにアトランタに滞在していた。【UK在住/ブレイディみかこ】