Mr.ビーンが引退宣言！
Mr.ビーンで知られる57歳のローワン・アトキンソンが、これ以上はMr.ビーンを演じない意向を明らかにした。
「Mr.ビーン」は1990年から1995年までイギリスで放映された人気テレビシリーズのキャラクターで、その後は『ビーン』(98)、『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』(07)などの映画でも成功を収めると共に、ビーンの一番の友達であるクマのぬいぐるみテディと一緒に、世界的に愛されるキャラクターとなった。
しかし、ローワンは「Mr.ビーンは商業的な成功を収めた、僕にとって極めて大事なものだけど、とてもフィジカルで子供っぽいものだ。年を追うごとに、あんまりやりたいと思わなくなってきたんだ。自分の身体的能力が衰えてきたという事実は別にしても、50歳代の人間が、こういった子供じみたことをやるのが、少し悲しく思えてきたというのもあるね」と語り、今後はシリアス路線の俳優に転向したい気持ちがあることを英デイリー・テレグラフ紙に語っている。
ローワンは7月27日にロンドンのオリンピックスタジアムで開催され、ダニー・ボイル監督が監修した2012年ロンドンオリンピックの開会式にMr.ビーンとして登場、ロンドン交響楽団の奏者と共にシンセサイザーを弾いたり、1924年のオリンピックを題材にした『炎のランナー』(81)の中に回想シーンで登場したりして、会場を大いに沸かせたばかりだった。【NY在住/JUNKO】
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