超絶アクションの満漢全席でジェット・リーが『エクスペンダブルズ2』の鬱憤晴らし?

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超絶アクションの満漢全席でジェット・リーが『エクスペンダブルズ2』の鬱憤晴らし?

『エクスペンダブルズ2』(12)で、50歳を目前に控えるも、まだまだ衰えを知らない現役バリバリのアクションを披露したジェット・リー。ところが、序盤にして途中退場という、まさしくエクスペンダブルズ(=消耗品軍団)の呼び名にふさわしい消耗品的な幕切れで、残念に思った人も多いのではないだろうか。だが、そんなファンもご安心を。1月11日(金)公開のアクションアドベンチャー『ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝』では、余すところなく大暴れしてくれているのだ。

本作でジェット・リーは、巨大竜巻が襲来し、天が荒れ狂い、大地が揺れても戦い続ける孤高の義士を演じる。ただでさえ超人的な動きの肉弾スタントに、デジタル3D技術を合体させた本作は、前代未聞の武侠映画と言えるだろう。全編を通して繰り広げられるアクション、アクション、またアクションという過剰な演出が見どころだ。

手がけたのは香港映画界の巨匠ツイ・ハーク。『マトリックス』(99)や『チャーリーズ・エンジェル』(00)などでも使用されたワイヤーアクションをいち早く取り入れた先駆者的な存在だ。ジェット・リーというアクションスターの名を世界中に知らしめたのが、ツイ・ハーク監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明』(94)で、同作の世界的ヒットがなければ、彼の今のポジションもなかったことだろう。

ジェット・リーとツイ・ハークが14年ぶりにタッグを結成し、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』シリーズに匹敵する暴れっぷりを見せている本作。『エクスペンダブルズ2』では物足りなかった!と感じた人は、この映画でジェット・リーのアクションを堪能してほしい!【トライワークス】

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