『レ・ミゼラブル』のヒュー・ジャックマン、来日イベントで日本語連発!

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『レ・ミゼラブル』のヒュー・ジャックマン、来日イベントで日本語連発!

不朽の名作ミュージカルの映画化『レ・ミゼラブル』(12月21日公開)で、ヒュー・ジャックマン、アン・ハサウェイ、アマンダ・サイフリッド、トム・フーパー監督、プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュが来日。11月28日に東京国際フォーラムでスペシャルイベントが開催された。

ヒューたち来日キャストらが2500人の観客に向けて公開会見を行い、山口祐一郎ら日本版舞台キャストも総勢約60名が集結。親日家のヒューは、日本語で「私ハ日本ニ来テ、トテモ嬉シイデス」と挨拶。その後も事あるごとに「素晴ラシイ!」を連発した。

原作は、ヴィクトル・ユゴーの同名小説。初演以来、世界43ヶ国・21ヶ国語で上演され、各国の劇場観客動員数記録を塗り替えてきた同名ミュージカルは、27年間という驚異的ロングランで、6000万人超の動員を記録してきた。まず、日本版舞台キャストが4曲を熱唱し、その後、会見がスタート。ヒューは「文学的にも舞台としても見事な作品に出られて感謝してます」と言いながら、役作りでかなり体を絞ったために「妻が自分だと気付いてくれなかったです」とおちゃめに笑った。

アンも「ファンテーヌ役を演じることは、大きな痛みを伴うし、辛いいじめにも遭います。楽しかったという言葉は合わないけど、現場はとても楽しいものでした」と振り返った。アマンダも「11歳の時から舞台を見てきたけど、大好きな作品です。今回、自分が出演できたことで夢が叶いました」と笑顔を見せた。

会見では意外な過去のエピソードも披露された。ヒューは「私は20年前、『美女と野獣』のオーディションで、『レ・ミゼラブル』の『STARS(星を)』を歌いました。その時、『君は間違ってもこの舞台に出ることはないだろう』と言われたんです」と告白。また、フーパー監督がアマンダについて、「コゼット役には、世界一美しい映画スターを選びたいと思いました。ここにいます」と言うと、アンは「What?」と顔をしかめて監督に詰め寄り、会場は大爆笑。その後もアンとヒューはふたりで、隙があれば突っ込みのコメントを挟み、会場を笑わせてくれた。

イベントの最後には、サプライズの演出で、来日キャストに対して、会場の観客全員で映画のメイン曲の一つ「民衆の歌」を合唱。ヒューたちは会見終了後も会場へ足を運び、最後までイベントを盛り上げてくれた。【取材・文/山崎伸子】

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