生田斗真主演『脳男』主題歌はキング・クリムゾンの「21世紀のスキッツォイド・マン」!
首藤瓜於の同名小説を、生田斗真主演、松雪泰子&江口洋介の共演で実写映画化した『脳男』(2013年2月9日公開)。本作の主題歌にキング・クリムゾンが歌う「21世紀のスキッツォイド・マン」が起用された。
プロデューサーは同曲の印象を「まず、タイトルがこの映画にぴったり。歌詞からも脳男の苦悩と悲しみをイメージできたということ。そして、43年前の作品なのに、全く古さを感じさせない、ヘヴィかつ感情を刺激するサウンド」と語り、「まさにこの映画の衝撃的なエンディングにぴったりと思い、起用しました。さらには若い世代の出演者陣もかなり気に入ってくれたことで、今の若い人たちにも十分通用する楽曲だという確信を持ったのも起用を後押ししました」と、起用理由を明かした。
同曲は、ピンク・フロイドやイエスと共にプログレッシヴロックの代表格キング・クリムゾンが、1969年10月にリリースしたデビューアルバム「クリムゾン・キングの宮殿(In The Court Of The Crimson King)」に収録された伝説の曲だ。アルバム発表当初から高い評価を得て、1970年2月にはビートルズの「アビー・ロード」を押さえ、全英チャート1位を獲得。独特の音楽的手法や思考法で世情の不安を切り取る主題歌にのせ、本作が見る者の記憶に刻みこまれるに違いない。【Movie Walker】
作品情報へ