『ホビット』プレミアでピーター・ジャクソン監督が日本を絶賛「世界で一番歓迎が上手い」

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『ホビット』プレミアでピーター・ジャクソン監督が日本を絶賛「世界で一番歓迎が上手い」

J.R.R.トールキン原作の『ロード・オブ・ザ・リング』の前日譚を描く映画三部作の第一弾『ホビット 思いがけない冒険』(12月14日公開)。本作のジャパンプレミアが12月1日に六本木ヒルズで開催され、来日したマーティン・フリーマン、リチャード・アーミティッジ、イライジャ・ウッド、アンディ・サーキス、ピーター・ジャクソン監督がレッドカーペットを歩いた。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズから続投のジャクソン監督は「コンニチハ、ジャパン!」と日本語で挨拶し「世界で一番歓迎が上手い国、それが日本だと思っています」とリップサービスをした。

本作の主人公は、『ロード・オブ・ザ・リング』の主人公・フロドの養父、ビルボ・バギンズだ。演じたマーティン・フリーマンは、極寒のなか、彼らを待ちわびていたファンたちに「寒いなか、何時間も待ってくれて、本当にありがとう。先日、ニュージーランドのウェリントンで行ったワールドプレミアが最高だと思っていたけど、東京も同じくらい素晴らしいです」とねぎらった。

ゴラム役の人気者アンディ・サーキスは、お約束のゴラムのだみ声で「コンニチハ」と語りかけると、ギャラリーは大喜び。ゴラム役については「一生、共に生きていくキャラクターだと思います」と語った。フロド役のイライジャ・ウッドも「元気デスカ? 東京、とても愛しています」と親日ぶりをアピール。今回もフロド役柄を演じられたことについては「思いがけないチャンスでした。自分にとっては贈り物のような体験でした」と感慨深い表情を見せた。

最先端のデジタルカメラを駆使した3D映像により、ユーモアあふれる友情の絆やド迫力のアクションが活写される『ホビット 思いがけない冒険』。イアン・マッケラン演じるガンダルフやケイト・ブランシェット演じるガラドリエルなど、おなじみのキャラクターも再登場する。 【取材・文/山崎伸子】

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