『Silver Linings Playbook』の日本公開が2013年2月に決定！

第37回トロント国際映画祭のGALA PRESENTATIONS部門に出品され、見事にBlackBerry People's Choice Award(観客賞)に輝いた『Silver Linings Playbook』。本作の邦題が『世界にひとつのプレイブック』として2013年2月22日(金)に全国順次公開されることが決定した。

愛する人を失って、心が壊れたパットとティファニー。妻の浮気が原因で、心のバランスを崩したパットは、家も仕事も妻も、全てを失くしてしまう。今は実家で両親と暮らしながら、社会復帰を目指してリハビリ中だ。何とか妻とヨリを戻したいパットは、彼女の理想の夫になろうと努力するが、妻は接近禁止命令を解いてくれない。そんな時に出会ったのが、近所に住むティファニーだった。愛らしい姿からは想像もつかない、過激な発言と突飛な行動を繰り出す彼女に振り回されるパット。実は彼女も事故で夫を亡くし、心に傷を抱えていたのだった。ティファニーは立ち直るためにダンスコンテストへの出場を決意。パットを強引にパートナーに任命してしまう。人生の希望の光を取り戻すための、ふたりの新たな挑戦が始まった。

本作の監督・脚本を務めるのはデヴィット・O・ラッセル。主演のパット役には『ハングオーバー』シリーズで人気を博し、『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』で2010年に来日も果たしているブラッドリー・クーパー、そしてティファニー役には全米大ヒット作『ハンガー・ゲーム』でカットニスを演じ、現時点で第85回アカデミー主演女優賞に最も近いと言われているジェニファー・ローレンス。さらには、ロバート・デ・ニーロ、ジャッキー・ウィーヴァー、クリス・タッカーらベテラン俳優陣が脇をしっかりと固める。

人生にプレイブック(作戦図)はないけれど、彼らは心の中に世界に一つだけのプレイブックを持っている。それに従って力を発揮すれば、必ず希望の光は射してくる。ラストで笑いが涙に変わる時、希望の光も見つかるはず。そんな共感度いっぱいの感動作『世界にひとつのプレイブック』。第85回アカデミー賞レースにも参戦すること間違いなしの本作公開を楽しみに待ちたい。【Movie Walker】