大泉洋、『グッモーエビアン!』で三吉彩花をオヤジビンタして大泣きさせた!

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大泉洋、『グッモーエビアン!』で三吉彩花をオヤジビンタして大泣きさせた!

吉川トリコの人気小説の映画化『グッモーエビアン!』の初日舞台挨拶が、12月15日にテアトル新宿で開催。麻生久美子、大泉洋、三吉彩花、山本透監督が登壇。クリスマスが近いということで、娘役を演じた三吉が、麻生、大泉、監督には内緒で、サプライズのクリスマスプレゼントを渡し、感謝の気持ちを書いた手紙を読み上げた。

『グッモーエビアン!』は、元パンクギタリストの母親と、真面目な中学生の娘、バンド仲間の自由人の男が織り成す、ユニークな三人家族の物語。女児の母となった麻生は「ちょうど、自分にとって必要な役だったのかなと。家族の話で、母親役。とても魅力的で、理想に近い母親って感じだったので、やらせていただきたいと思いました」と思い入れを語った。

大泉も「撮影も楽しかったけど、台本を読んだ時、じゅわっと涙が出て。本が面白いと出来上がりも良いんだなと改めて思いました」。また「一番心配したのがライブシーン。父親はパンクロッカーだったけど」と意外な告白に、麻生は「初めて聞いた」とビックリ。「インディーズでしたけどね。僕にはそういう血がなかったので心配してたけど、歌えば歌うほど歌詞が良かったです」と手応えを感じた様子だった。

その後、大泉が三吉をビンタするシーンの話題に。大泉が「心が痛かった」と振り返ると、三吉は「痛かったです。リアル涙でした。涙がぼろぼろ止まらなくて」と激白。大泉は「あれ、2テイクでしたよね。監督から『オヤジビンタをしてください』と言われて、えい!ってやって。カット!って言った瞬間『ごめんね』と言ったら、『大丈夫です』と言いながらも、すごく泣いてて。大丈夫。綺麗よ。全然、あとが残ってない」と、彼女をなだめると、会場は大爆笑。

最後に、 三吉彩花がサプライズの手作りクッキーを3人にプレゼント。三吉は麻生、大泉に感謝の言葉を語った後、監督への手紙の中で「納得できないこともありましたが、私は過去を振り返りません。失敗を次に活かしたいと思います」と言うと、大泉が「初日で、過去の失敗って言われても」と突っ込み、会場はまた爆笑の渦となった。

麻生、大泉がロックスピリットを見せるバンド演奏シーンも見応えたっぷり。凸凹家族のハートウォーミングな物語は、心に温かいものを灯してくれそう。【取材・文/山崎伸子】

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