『ブレイキング・ドーン Part2』VFXを駆使した迫力のアクションシーン公開!
『トワイライト』シリーズ最終章後編となる『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2』(12月28日公開)。本作の大規模なVFXを駆使した映像と共に展開されるアクションシーン映像が公開された。
ヴァンパイアの王族ヴォルトゥーリ族は、べラとエドワードの間に生まれた子レネズミが全てのヴァンパイアを滅ぼすといわれる伝説の存在、不滅の子であると判断し、エドワードのカレン家抹殺に乗り出す。やっとつかんだ小さな幸せを守るため、カレン家は世界中からヴァンパイアを集め、オオカミ族も加えた集団を結成して最終決戦に臨む。
本作で人間からヴァンパイアに転生したクリステン・スチュワートは「アクションシーンで怪我をしたわ。両手の親指が歪んだの。映画の中で唸っているのは演技じゃなくてリアルに痛かったからよ」と語るほどで、公開された映像からもその激しさがうかがえる。また、ロバート・パティンソンも「最後は、いきなりアクション映画になったね。僕も少しだけスタントをやった。とても楽しかったよ。ワイヤーをつけて飛んだり、戦ったり、相手の頭をもぎることもたくさんやったんだ」と撮影を振り返る。
ビル・コンドン監督も「あんなに進行が複雑なシーンを撮ったことがないよ。大がかりなシーンはまず舞台のように、一日がかりで俳優と一つ、一つ、演出をしていくんだ」と明かすほど、撮影は困難を極めたようだ。複雑なスタント演技が繰り広げられるため、「戦いのシーンのために、ファイトコーディネーターのジェフ・イマダをルイジアナに呼んだ」とプロデューサーのジェフリーも語る。ジェフ・イマダは、ブルース・リーの弟子のダン・イノサントの弟子で「彼は経験豊富で、アクション映画の『ボーン』シリーズも担当している。彼のおかげで、これまでよりアクションシーンが向上した」と絶賛する。ヴァンパイアの戦いは、人間よりも力もスピードもあるため、イマダは「俳優を飛ばせるのに何がふさわしいか、どうすれば体が不自然に見えないか、何をやりたいのか、色々と考慮した」と苦労を語る。
バトルシーン満載に仕上がった本作。カレン家とオオカミ族、世界中のヴァンパイアたちとヴォルトゥーリ族の最終決戦を劇場で見守ってほしい。【Movie Walker】