オスカー前夜にキャスリン・ビグロー監督のロマンス終焉の噂!?
現地時間2月24日(日)に開催される第85回アカデミー賞授賞式前夜に、作品賞などにノミネートされている『ゼロ・ダーク・サーティ』(公開中)でメガホンを取ったキャスリン・ビグロー監督と、同作プロデューサー及び脚本家のマーク・ボールのロマンスの行方が報じられている。
ふたりは、キャスリン監督が女性監督として初めて第82回アカデミー監督賞と作品賞を受賞した『ハート・ロッカー』(08)でも、監督とプロデューサー及び脚本家としてタッグを組んでおり、絶大な信頼関係の下で再タッグを組んだ『ゼロ・ダーク・サーティ』で、またもや作品賞にノミネートされるという、キャリア上ではベストカップルと言われていた。
しかし、「ふたりは『ハート・ロッカー』での出会いをきっかけに、密かにに交際していたんです。でも、『ゼロ・ダーク・サーティ』のリサーチなど長い間ずっと一緒に仕事をしていたので、公の場に一緒に現れても全く不思議はなかったため、外部に交際が漏れることもありませんでした」とされており、私生活でもカップルだったようだ。
「しかし、ウサマ・ビンラディンが実際に殺害されたため、脚本や撮影場所の変更を余儀なくされるなど、撮影は難航を極めていたので、撮影中に亀裂が生じ、2012年12月には、密かに別れたのではないかという噂もあったんです。でも、その後もプロモーションは一緒に続けており、第70回ゴールデングローブ賞には仲良く一緒に姿を現すと、マークが寒さで震えているキャスリンに自分のタキシードジャケットをかけようとする微笑ましい姿も目撃されていて、ふたりの関係は続いているようにも思えます。マークはただキャスリンの家を出て、新しい場所の連絡先を仲間に連絡しただけで、実際には破局はしていないのかもしれません」と関係者がニューヨーク・ポスト紙のPageSixに語っている。
これについて、広報は「情報は不正確であり、プライベートなことは一切お答えできません」と交際を否定していないことから、ふたりを「西海岸生まれで乗馬もたしなむ61歳のハンサムウーマン、キャスリン監督と、東海岸生まれでインテリの39歳のマークは、パーフェクトマッチングカップル」としており、その真意を確かめるべく、メディアはアカデミー賞でふたりの動向に注目しているようだ。
このように、業界内でふたりに交際の噂があったとすれば、スキャンダルを嫌うアカデミー会員が、キャサリン監督を同監督賞のノミネートから外した理由も納得できる。また、もしマークがキャサリン監督の家を出て新たな連絡先としての住居を見つけ、12月に破局の噂が流れたことが事実であれば、時期的にふたりが、1月に発表されたアカデミー賞ノミネートを意識した可能性も否めないが、時既に遅しだったのかもしれない。
いづれにしても、23歳の年の差ながら仕事上はベストパートナーのふたりが、私生活でもパートナーであるならば、とても素敵なことで、これからもふたりのコラボで素晴らしい作品を生み出してほしいものだ。【NY在住/JUNKO】