オスカー女優ジェニファー・ローレンス、いじめ被害者だった過去を語る
今年の第85回アカデミー賞で主演女優賞を受賞し、ハリウッドの新プリンセスとして女優たちの頂点に立ったジェニファー・ローレンスが、子供の頃はいじめの被害者であり、そのために何度も学校を転校したことを明かしている。
「小学校の頃、何度も学校を変えたわ。すごく酷いことをする女の子たちがいたから」と英紙ザ・サンのインタビューで語っており、中学校時代には、自分だけが招かれていない誕生パーティーの招待状を、他の子供たちに配らされたこともあったという。
「でも、良いの。招待状の上に痰をかけて、全部ゴミ箱に捨ててやったわ。ビッチたちのことなんか気にするな、というのは、良いモットーだと思うわ。だって、人生を通じて、そういう人たちと出会うことになるから」とジェニファーは語っている。
最終的に笑ったのは、彼女をいじめていた女子たちではなく、今をときめくオスカー女優になったジェニファーだったようだが、そんな過去があるせいか、ジェニファーには、自分が人気者だということが今でもピンと来ないのだという。
「私は最も才能に恵まれていない人間のひとりなの。文字通り、演技は私にできるたった一つのことなの。だけど、それにしたって、やり方はあまりわかってないと思う。ばかばかしい話だわ。私には自分がスターだなんて思えない」と語っている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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