二宮和也が“プラチナデータ”尽くしに「全国の皆さん、ありがとう!」と笑顔

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二宮和也が“プラチナデータ”尽くしに「全国の皆さん、ありがとう!」と笑顔

累計150万部を突破する東野圭吾の同名小説を映画化した『プラチナデータ』の初日舞台挨拶が、3月16日にTOHOシネマズスカラ座で開催。二宮和也、豊川悦司、鈴木保奈美、生瀬勝久、杏、水原希子、大友啓史監督が登壇した。この日の模様は全国72劇場で同時中継が行われ、初日舞台挨拶を見る観客数は日本映画史上最多記録の6万人にのぼった。二宮は「全国のみなさん、ありがとうございます!二代目・豊川悦司です」と晴れやかな笑顔で挨拶。豊川も「初代です!」と応じるなど、丁々発止のやりとりで会場の笑いを誘った。

本作は日本国民全員のDNA情報が管理され、犯罪の検挙率100%、冤罪率が0%になった近未来を舞台に、連続殺人犯の嫌疑をかけられた天才科学者と、彼を追う捜査一課の刑事の姿をスリリングに描くミステリー・サスペンスだ。以前から、二宮の俳優としての存在感にほれ込んでいたという豊川は「またがっぷりと共演したい」と二宮にラブコール。続けて「役者の待機場所が四畳半くらいの場所で。ぎっしりと集まっていたので、初共演の人が多くてもみんなすぐに仲良くなれたね」と撮影現場を振り返った。

今回、二宮が演じているのは天才科学者から逃亡者へと転落する神楽龍平役。難役とも思える役を見事に演じきっており、杏は「二宮さんは本番前と本番のオーラの変わる瞬間がすごい。現場でその姿を見られて、貴重な体験ができました」とコメント。生瀬が「本番に入った時の集中力がすごいんだよね。前の日飲んでいて、あまり寝ていないと言いながら、ビシッとセリフを覚えてくる。一体どこで覚えているの?」と疑問をぶつけると、二宮は「飲みながら覚えたりしますね。何かやりながら覚えることが多いです」と答え、これには会場からも驚きの声があがっていた。終始抜群のチームワークで会場を盛り上げるキャスト陣を見て、大友監督も「本当にみんな仲が良い。現場でもマイペースに楽しく過ごしてくれていたので、安心して待たせられるんですよ。気が楽でした」と笑顔を見せていた。

本作は、前売り券の売上額が東宝史上最高額、完成披露試写会の当選確率・東宝史上最高の0.36%、映画公式ツイッターのフォロワー数も東宝史上最高を記録。さらに主題歌「Breathless」は発売初週で第1位を獲得、嵐史上最高の売り上げ枚数を達成するなど、まさに“プラチナデータ”尽くしとなった。それぞれの記録について、二宮は「ありがとうございます!」と感謝しきり。最後には「本作から、色々な気持ちを一つでも多く受け取ってほしい」と全国のファンに向けて力強くアピールし、大盛況の舞台挨拶を締めくくった。【取材・文/成田おり枝】

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