『カノジョは嘘を愛しすぎてる』人気バンドのメンバー役に三浦翔平ら起用!|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
『カノジョは嘘を愛しすぎてる』人気バンドのメンバー役に三浦翔平ら起用!

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『カノジョは嘘を愛しすぎてる』人気バンドのメンバー役に三浦翔平ら起用!

青木琴美の同名漫画を実写映画化する『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(12月公開)に、三浦翔平、窪田正孝、水田航生、浅香航大が出演することがわかった。4人は原作で重要なキャラクターである、人気バンドのCRUDE PLAYのメンバーを演じる。三浦はCRUDE PLAYのリーダーでボーカル&ギターを務める坂口瞬を演じ、劇中では実際にボーカルとギター演奏を披露する。

音楽業界を舞台に、23歳の天才作曲家・小笠原秋(佐藤健)と、普通の女子高校生から、突如スターへの階段を駆け上がる天性の歌声を持つ16歳の女子高生・小枝理子(大原櫻子)との年の差恋を描く本作。原作では、端正なルックスとキャッチーな楽曲で、CDをリリースすれば必ずチャート1位に輝くモンスターバンドとして描かれているCRUDE PLAY、通称クリプレ。彼らが劇中で演奏する楽曲は、本作の音楽プロデューサー、元・東京事変のベーシストで、椎名林檎やスピッツ、平井堅等の多くの楽曲を手掛ける亀田誠治が制作。

三浦が演じる瞬は、佐藤演じる主人公・秋の親友という設定。プライベートでも親交の深い佐藤との共演に三浦は「秋役の佐藤健くんから『カノ嘘って漫画に出てくる瞬役が翔平にぴったりなんだよ』と言われていたのを覚えていて、実際にオファーがあった時は、何かの縁かなと思いました」とエピソードを明かし、佐藤も「本当にご縁だと思うしすごく嬉しいです。実際に現場で芝居をしてみると、まさに瞬でした」と絶賛、「ふたりならではの空気感を出せればと思っています」(三浦)と意気込む。瞬を演じるに当たり、三浦は「原作ファンの方に『イメージと違う』と言われないように、また原作を知らない方も好きになるようなキャラにしたいと思います。人気バンドのボーカル役なので、プレッシャーもあり、音楽プロデューサーの亀田誠治さんからは『音楽性を高めたい』と言われているので、ボイトレや楽器練習も頑張っています」と心境を吐露。

窪田は、秋の脱退後にCRUDE PLAYのメンバーとなり、ヒロイン理子のプロデュースを巡り、秋とライバルになるクールなベース担当の篠原心也を演じる。心也について、窪田は「心也は最高に格好良いキャラクターなので、自分自身できるのか不安もありましたが、原作ファンの方に恥ずかしくないよう頑張りたいと思います。圧倒的なテクニックを持つベーシスト役なので、音楽からも心也に近付けるように練習しています」と語る。

バンドのムードメーカーでギター担当の大野薫を演じる水田は、本作が映画初出演。水田は本作の魅力を「プロモーションビデオの撮影シーンでは、お芝居をしつつもアーティスト活動をしているような感覚で、他の作品とは違う面白さを感じています」と紹介し、男気あふれるドラム担当の矢崎哲平を演じる浅香は「ドラムも初めてなのですが、哲平として現場を盛り上げて、映画ならではの表現ができたらと思います」と5月中旬まで行われる撮影を楽しみにしている。

CRUDE PLAYについて、佐藤は「初めてCRUDE PLAYメンバーがそろったのを見た時には、『めちゃめちゃ格好良くて、ズルイ!』と思いました」と嫉妬心をのぞかせ、原作者・青木は「夢を象徴する存在として描いてきたクリュードプレイ。写真が届いた時、思わず『ありがとう!』と言ってしまいました」と太鼓判を押す。今後は音源リリースも検討されているなど、原作さながらのクオリティとなっており、それぞれがボイストレーニングや楽器の練習を入念に行い、撮影に臨んでいる。【Movie Walker】

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