名探偵コナン劇場最新作の舞台挨拶に斉藤和義が登場!暴きたいのは「女子大生の性の実態」
青山剛昌原作、国民的人気アニメの劇場版『名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)』(4月20日公開)の完成披露試写会が3月31日に有楽町朝日ホールで開催。レギュラー声優の高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也と、ゲスト声優の柴咲コウ、主題歌を担当した斉藤和義が登壇した。アニメーション映画の主題歌を初めて担当した斉藤は「子供に自慢できるなと、嬉しく思った」と抜擢の感想を語った。
劇場版17作目となる今回は、国防上、最高レベルの軍事機密を備えているイージス艦を舞台に、主人公・江戸川コナンが某国のスパイ“X”とスリリングな攻防を繰り広げる。コナンの声を演じる高山は、客席からの拍手を聞いて「大変な作品だったので喜んでもらえて嬉しい」とにっこり。「瞬きする暇もないくらいの展開。右手にハンカチ、左手にタオルを持って、涙と汗を拭きながら見たんじゃないかな。アフレコもそんな感じで、手に汗を握ってやっていました」と手応えを語った。毛利蘭役の山崎和佳奈も「久々に体を張っています」、毛利小五郎役の小山も「やっと活躍できました」と晴れやかな笑顔を見せていた。
柴咲は、艦内で起きた殺人事件の鍵を握る謎の女性自衛官・藤井七海役にチャレンジした。もともとコナンのファンだったといい「学生の頃から少年サンデーでも読んでいて、コナンが大好き。映画で声を演じられるのは、プレッシャーでもありましたが、必死で演じました」と喜びのコメント。続けて「七海役は凛とした自立した女性なので、声でそれを表現するのは難しかった」とアフレコの苦労も教えてくれた。本作のために主題歌「ワンモアタイム」を書き下ろしたのが斉藤だ。「脚本をもらって、あっという間に読んでしまった。楽しいし深い内容だなと思い、最後にまた盛り上がれる曲にしたいなと思った」と歌に込めた思いをアピール。主題歌の初回限定版のジャケットでは、斉藤を描いたイラストでコナンと共演しているといい「うちの子供はまだ小さいので見られていませんが、もう少し大きくなったら『どうだ!』と言ってやりたい」と意気込んでいた。
その後、“スパイが潜入する”という映画の内容にちなんで、“潜入してみたい場所”を発表することになった一同。高山は「各国のUFOに関する情報をつかみに行きたい。宇宙人やUFOの存在を隠している製造工場に行って、すごい謎を解いてみたい」と告白。柴咲も「私、高山さんと似ていると思う。NASAに行きたい」と高山と顔を見合わせていた。斉藤は「女子大かな。性の実態を調査したい」と飄々と話し、会場の笑いを誘っていた。
防衛省・海上自衛隊の全面協力のもと、スケールの大きなハラハラドキドキの展開が待ち受ける本作。前作『名探偵コナン 11人目のストライカー』(12)は4年連続興行収入30億円を突破し、シリーズ累計興行収入430億円以上を誇っている超人気シリーズとあって、その記録更新にも注目が集まっている。【取材・文/成田おり枝】