宇宙刑事ギャバン・石垣佑磨が感無量「今のヒーローたちと地球を守ることができて嬉しい」
新旧人気ヒーローが大集結する「スーパーヒーロー大戦」シリーズ第2弾『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』(4月27日公開)。完成披露試写会が4月16日に新宿バルト9で開催され、石垣佑磨、白石隼也、竜星涼、池田純矢、小宮有紗、本田博太郎、金田治監督が登壇。宇宙刑事ギャバンtypeGとして帰って来た石垣は「ヒーローが集まって生身のアクションを見せます。これまでの日本にない映画になりました!」と胸を張った。
仮面ライダーとスーパー戦隊が共演を果たしたシリーズ第1弾『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』(12)は興行成績15億円以上の大ヒットを記録。続く第2弾では宇宙刑事も参戦、魔法の力を得てスペースショッカーとして復活した悪の軍団を相手に、ヒーローたちが熱いバトルを繰り広げる。石垣は「今のヒーローたちと一緒に地球を守る映画に参加できたことが嬉しい」、仮面ライダーウィザードの白石は「お父さん、お母さん世代から今の子供たちにも見てもらえる映画」、ゴーカイシルバーの池田は「これぞ正義、これぞヒーローという映画。『アベンジャーズ』には負けません!『日本よ、これが日本のヒーローだ』と言いたい」とそれぞれが手応えを語った。
メガホンを取った金田監督も「全宇宙規模で戦う映画。これだけの歴史あるヒーローがひとつになって、それぞれの持ち味を活かしてくれた」と自信を見せる本作。石垣は「2分か3分に一度、アクションがある。イカさんや蜘蛛さんにいじめられました」とスペースイカデビルとスペース蜘蛛男を牽制。さらに「尊敬する初代ギャバンの大葉健二さんも出てくる。核となるストーリーとなっているので、そこも見どころです」とアピールした。池田は石垣と共演シーンが多かったといい「現場では佑磨くんと一緒にいた。あまり言えない話ばかりをしていました」と打ち明けると、イエローバスターの小宮から「やめてください!子供の映画ですよ!」とピシャリとお叱りを受けていた。
また白石も、「一生懸命アクションをやった。竜星くんとは、ドラマではやっていない剣を使ったアクションにチャレンジしています。スカッとする映画なので、新生活で溜まっている人に見てほしい」とコメント。最新ヒーロー、キョウリュウレッドの竜星も「キョウリュウジャーの映画は始めて。キョウリュウジャーらしく撮影ができたと思う」と笑顔を見せていた。
最後には石垣が「どんな人でも正義の味方になれるということを伝えたい。ファンの皆さんがヒーローです!」と熱くメッセージを贈った。日本のヒーローによる奇跡のコラボレーションが、ゴールデンウィークを熱く盛り上げてくれそうだ。【取材・文/成田おり枝】