男性の美容整形のトレンド大分析!クレイグVSディカプリオの対決は?

映画ニュース

男性の美容整形のトレンド大分析!クレイグVSディカプリオの対決は?

昨今では男性の美容整形も大流行のようだが、ここ数年でトレンドに大きな変化が見られるという。

米国形成外科協会の発表によれば、2012年には約80万件の美容外科手術が行われたが、「最近、美容整形を望む男性のトレンドは、すっかり様変わりしました。過去に人気のあったレオナルド・ディカプリオやザック・エフロン、トビー・マグワイアのような可愛らしいあごや色白の少年ぽい美しい顔は、今や時代遅れの感があります。今の男性は、より男性らしさを求めるようになり、ダニエル・クレイグ、マイケル・ファスベンダー、ジョン・ハム(米人気テレビシリーズ「マッドメン」の主役)のような、四角いあごや骨格を望むようになっています」と、UCLAの専門教授がdetails.comに語っている。

鼻も小さくて品のあるすっとした鼻ではなく、四角いあごと骨格に見合ったようなエスニックなバランスの良い大きめの鼻が人気だという。

1997年からの統計結果によれば、美容外科手術を受ける男性は121%も増加しているそうで、人気の1位は脂肪吸引、2位は鼻の手術、3位は二重まぶたの手術、4位は胸の脂肪吸引、5位はフェイスリフティングとなっており、外科手術がより短期間に手軽にできるようになったことが人気の秘密のようだ。

また、テキサス大学のリサーチ結果によれば、「外見が良いと、すぐに採用される傾向にあり、また昇進も早いため、平均的な外見の人よりも収入が3、4%多い」そうで、日本とは人気の傾向が違うものの、生き残りのためには、今や男性も外見が大事な厳しい時代になってきたことの結果と言えそうだ。

デイリー・メール紙にコロンビア大学の外科教授が語った話によれば、「私は、ひどい鼻とあごのない顔の俳優の鼻とあごを、少しばかりいじったことがありますが、関係者やプロデューサーの誰一人、彼が外科手術をしたことに気付いた人はいなかった」そうで、男性の美容整形志向はますます強くなりそうだが、果たして男性と女性のニーズは一致するのか。

巷では、まだまだレオやザックのメディアからのオファーは相当なものだが、それは雑誌を購入する女性たちは、まだまだ色白な少年っぽい美しい男性を求める傾向があるからだという。一方で、レオがなかなかアカデミー賞を受賞できないのは、男性がほとんどを占めるアカデミー協会の会員たちが、30歳を過ぎてもレオが子供っぽいため、レオの演技に共感できないからだという説もあり、厳しい世の中にあって、男性のニーズはもてることよりも、仕事と高収入を得ることの方に向いていることの表れなのかもしれない。【NY在住/JUNKO】

作品情報へ