パリス・ジャクソン、自殺未遂の理由は?
故マイケル・ジャクソンの長女パリス(15歳)は、自殺未遂で病院に搬送される前、ジャクソン家から自由になることを求めていたという。
英紙デイリー・メイルによれば、しばらく前からパリスは鬱状態に陥っており、祖母や叔父、叔母に囲まれて暮らしながら、孤独を感じていたらしい。
ジャクソン一族と親交のある米国のコラムニスト、ロジャー・フリードマンは「パリスはジャクソン家からの解放を求めていた」と証言しており、産みの母親であるデビー・ロウがパリスの親権を求める訴えを起こす可能性もあるという。パリスは、過去数ヶ月の間に母親との絆を深めており、彼女の農場に遊びに行ったりしていた。デビーはマイケルと離婚した際に全養育権を譲っていたが、子供たちとの面会権を持っており、それを行使して精神的に不安定なパリスを支えてきたらしい。
「パリスは、ジャクソン家の人々の手に負えなくなっている。彼らは、どうしたら良いのかわからない。パリスは鬱病で苦しんでいる」「常に警備員や叔父たちや取り巻き連中がいる邸宅で、パリスは孤独を感じ、誰からも愛されていないと思っている。だから、母親のデビーに頼っていったのだろう。彼女は家族がほしいんだ」と関係者たちは語っている。
自殺未遂を図った時、パリスは自殺相談ダイヤルに電話をかけたそうで、彼女と電話で話していた担当者が救急車を呼んだという。現在は、精神科で72時間の監視下に置かれており、祖母キャサリン・ジャクソンや叔母ラトーヤ・ジャクソン、産みの母親のデビーが病棟から出て来る姿が撮影されている。
また、一説では、マリリン・マンソンのコンサートに行くことを反対されたのが自殺の原因とも言われていたが、これを受けて、マンソンが「快方に向かっていることを祈っている。いつでもコンサートに来てくれ。招待客のリストに入れておくから」というメッセージを発表している。【UK在住/ブレイディみかこ】