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ウィル・スミス、ブロックバスター映画から引退か!?

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ウィル・スミス、ブロックバスター映画から引退か!?

超大作で数々のヒット作を生み出してきたウィル・スミスが、ブロックバスター映画からの引退をほのめかす宣言をしている。

『インデペンデンス・デイ』(96)で大ブレイクしたウィルは、その後も『アイ,ロボット』(04)や『アイ・アム・レジェンド』(07)、『バッド・ボーイズ』シリーズ、『メン・イン・ブラック』シリーズなどのフランチャイズ映画をヒットに導き、最も数字を稼げるドル箱スターとしての地位を確立。現在全米公開中で、息子のジェイデン・スミスとの親子共演を果たしたM・ナイト・シャマラン監督作『アフター・アース』(日本6月21日公開)も、快進撃を続けている。

しかし、ウィルの心中に変化があったようで、Digitalspy.comの独占インタビューに、「ブロックバスター映画に出演することは絶対に必要なことだったけど、そろそろ卒業して、リスクのあるアーティスティックな作品を選びたいと思っている。観客がストーリーにのめり込んで、最後に感情的な衝撃を与えられるような作品に出演したいんだ」と語り、ブロックバスター映画からの引退とも取れる発言をしている。

確かにウィルは、『ハンコック』(08)の続編『Hancock2』(全米公開年未定)の出演は決めているが、『Bad Boys3』『I, Robot2』の出演については正式にサインしていない。さらに、ローランド・エメリッヒ監督作『インデペンデンス・デイ』の続編『ID Forever』(PartI、II)に至っては、早くから製作準備が整えられているが、ウィルとの交渉が成立しなかったために製作が遅れており、ビル・プルマンの続投以外、ウィルの出演は明らかになっていない。

ブロックバスター映画に出演し続けると、そのイメージを払拭するのが難しく、オスカーを狙う名優としては不利になる傾向があるが、ウィルには是非とも両刀で行ってほしいものだ。【NY在住/JUNKO】

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