『10人の泥棒たち』日本語吹替版に鑑賞者全員が「満足」と回答!
『グエムル 漢江(ハンガン)の怪物』(06)が達成した韓国映画の観客動員記録を塗り替え、2012年、6年ぶりに韓国映画史上1位を記録した『10人の泥棒たち』(公開中)。本作の公開に先駆け、日本語吹替版試写会が行われ、上映後のアンケート調査では、10人の声優のプロフェッショナルさに満足度100%という回答を得た。
本作では、あまりにもスピーディーかつ巧妙な展開を鑑賞者に十分堪能してもらうため、そして本編に仕掛けられたトリックを見破るため、豪華声優陣を起用。強奪作戦の首謀者マカオ・パク役に山寺宏一、金庫破りのエキスパートのペプシ役に朴ロ美、韓国チームのボスのポパイ役に平田広明、ロープ使いの達人イェニコール役に平野綾、中国チームのボスのチェン役に石塚運昇、熟練の演技派ガム役に小山茉美、小心者のガンマンのアンドリュー役に小山力也、純情な新入りザンパノ役に野島健児、天性の金庫破りジュリー役に小松由佳、クールなガンマンのジョニー役に中井和哉と、そうそうたる声優が集結した。
練りに寝られた緻密なストーリーと、迫力の生身のワイヤーアクション、怒涛の銃撃シーンなど、数々の見どころに対し、「面白い!予想ができなくて飽きずに楽しめた」(20代・女性)、「ひねりが何度もきいていて楽しめました」(30代・男性)、「色々なトリックがあって面白かった。韓国映画は初めてだったけど、思っていた以上に面白かった」(40代・女性)と、一転、二転するストーリー展開に、鑑賞後は「騙されたー!」と口にする人の姿もあった。
また、「吹替版を楽しめたか?」「吹替の声と登場人物の声のイメージはあっていたか?」という質問に対しては、鑑賞者全員が「はい」と回答。「疲れなくて、映像に集中できた」(30代・女性)、「展開がスピーディーなので字幕を追うことなく、ストーリーに入り込みやすかった」(40代・女性)、「普段、吹替は見ないけれど、実力派声優ばかりだったので見た。期待を裏切らなかった」(30代・女性)、「キャラクターのイメージに近くて見やすかった」(40代・男性)と、日本語吹替版の仕上がりにも絶賛の声が集まった。
ライブ・ビューイング・ジャパン アミューズの大里洋吉会長は、今回の吹替版製作について、「本作は展開がスピーディーかつトリッキーなので、字幕を読むことに追われることなく、じっくりと楽しんでいただくべく、今回、豪華声優陣による日本オリジナル版とも言うべき吹替版を作りました。字幕版でも吹替版でも、2度、3度とご覧いただいて、たっぷりと作品の深みと面白さを味わってください」と、熱い思いを語った。本作は7月5日(金)までの限定公開となっているので、是非とも劇場で字幕版、吹替版の両方を堪能してもらいたい。【Movie Walker】