映画製作費、歴代トップ20発表!
アニメやフランチャイズ映画のヒットが続いてることから、ハリウッドは超大作を製作する傾向が続いており、映画の製作費は増大し続けるばかりだ。ジェームズ・キャメロン監督が、納得するまで私費を費やして製作した『タイタニック』(97)は当時世間を騒がせたが、いまとなっては驚く金額ではなくなったようで、digitalspy.comがこの度、莫大な製作費をかけた映画トップ20を発表した。
1位に輝いたのは、ジョニー・デップ主演のシリーズ第3弾『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』(07)の3億3200万ドル(約332億円)、2位は『タイタニック』とサム・ライミ監督作『スパイダーマン3』(07)の2億8600万ドル、そして他のブロックバスター映画を差し置いてサプライズの4位になったのは、ディズニーアニメ『塔の上のラプンツェル』(10)の2億7400万ドルで、同作は全くヒットしなかったことから製作費が回収できていない。
5位は『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(09)の2億6800万ドル、6位はケビン・コスナー主演作で大コケとなった『ウォーターワールド』(95)の2億5900万ドル、7位は『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』(06)の2億5600万ドル、8位はジェームズ・キャメロン監督作『アバター』(09)の2億5400万ドル、9位は大コケが記憶に新しいディズニーの『ジョン・カーター』(12)の2億5000万ドル、10位はピーター・ジャクソン監督作『キング・コング』(05)と『スパイダーマン2』(04)の2億4300万ドルとなっている。
以下、12位は『ナルニア国物語 第2章 カスピアン王子の角笛』(08)の2億4000万ドル、13位は『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(06)の2億3900万ドル、14位はウィル・スミス主演の『ワイルド・ワイルド・ウエスト』(99)の2億3400万ドル、15位はアンジェリーナ・ジョリー主演でリメイクが決定している故エリザベス・テイラー主演の『クレオパトラ』(63)の2億3300万ドル、16位は『スーパーマン リターンズ』(06)の2億3200万ドル、17位はクリストファー・ノーラン監督作のシリーズ第3弾『ダークナイト ライジング』(12)の2億3000万ドル、18位は『アベンジャーズ』(12)の2億2000万ドル、19位は『メン・イン・ブラック3』(12)と『オズ はじまりの戦い』(13)の2億1500万ドルだった。
現在公開中のブラッド・ピット主演作『ワールド・ウォー Z』(8月10日公開)は、ブラッドが私費を費やし、4億ドルを費やしたと報じられているが、オフィシャルにはなっておらず、現在のところはこのような結果となっている。【NY在住/JUNKO】