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マッカーサー役のトミー・リー・ジョーンズ、「日本を救おうと一生懸命奔走した姿に感動」

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マッカーサー役のトミー・リー・ジョーンズ、「日本を救おうと一生懸命奔走した姿に感動」

ハリウッドが壮大なスケールで描く、歴史サスペンス大作『終戦のエンペラー』(7月27日公開)の来日記者会見が、7月18日にホテルオークラ東京で開催。マシュー・フォックス、トミー・リー・ジョーンズ、初音映莉子、西田敏行、桃井かおり、ピーター・ウェーバー監督が登壇。作品にちなんで、最後にアメリカ大使館へ移動し、フォトセッションを行った。

主人公・フェラーズ准将役に人気海外ドラマ「LOST」のマシュー・フォックス。マシューは、恋人アヤ役の初音映莉子との共演について「信頼関係を持たなければいけないということで、一緒に映画を見にいったり、食事に行ったりしたよ」と笑顔でコメント。見た映画は『戦火の馬』(12)だとか。初音は、「本読みの少し前に、サンドイッチをかじった瞬間にマシューがやってきて。初対面がかじった顔でした」と、おちゃめなエピソードを披露。その後「お互い信頼し合っていたという呼吸はありました。その信頼関係はスクリーンに出ていると思います」と、付け加えた。

トミー・リー・ジョーンズは「マッカーサー役ということで、似ても似つかないから、最初は携わらないほうが良いかと思ったが、サングラスとコーンパイプで近づけるかなと考え始めた。脚本の魅力は、終戦直後の日本で、マッカーサーやフェラーズが、日本を救おうと一生懸命奔走した姿に感動した」と語った。西田も脚本を絶賛し、「アメリカの方が書いた脚本なのに、なんでこれほど、日本人の心をぐっとつかんでくださったんだろうと思いました」と感心しきりだった。

終戦直後の日本で、ダグラス・マッカーサー元帥の命で、部下のボナー・フェラーズが戦争における真の責任者を追求していくという歴史サスペンス『終戦のエンペラー』。『真珠の耳飾りの少女』(04)のピーター・ウェーバー監督が豪華キャストを束ね、格調高い人間ドラマにつむぎ上げた。【取材・文/山崎伸子】

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