「電車男」に触発されて大失敗!?日本一最悪な邦題映画が改題
未だに海外映画には、原題とまったく異なる邦題が付けられることも少なくない。あまりに的外れな邦題が話題を呼ぶことも多いが、その中でもかつてないほど酷評された作品があるのをご存知だろうか。それが、邦題を改題して新たに登場したBlu-ray&DVD『ナポレオン・ダイナマイト』(10月2日発売)だ。
この映画のもともとの邦題は、なんと「バス男」。もちろん、あの「電車男」に触発されたタイトルで、映画公開時の2004年に流行っていた「電車男」をそのままパロったものだった。だが、このちょっと安易なパロディに対し、「日本一最悪な邦題」と批判が殺到。やむなく今回のソフト化に際し、タイトルを原題どおりに改めたというわけだ。
とはいえ、本作も「電車男」と同様、オタク青年の不器用な日常を描いたコメディ。毎日バスに乗ってハイスクールに通う主人公は、友達も少なく、ルックスもライフスタイルもとにかく冴えない。そんな彼が、ダンスパーティーのパートナー探しをきっかけに、少しだけ変わり始める姿を見守っていく。こうしてみると、「バス男」という邦題も、あながち的外れではない気がしないだろうか。
邦題が酷評され、悪い意味で話題になってしまった本作。だが、その内容は、非常にまっとうな青春ドラマだ。「電車男」と重ねながら見ても面白いかも?【トライワークス】
■Blu-ray&DVD『ナポレオン・ダイナマイト』10月2日発売
価格:2000円/Blu-ray 1490円/DVD
発売:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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