デビッド・ベッカム、英スパイ映画で俳優デビュー？エマ・ワトソンと共演か

サッカー生活に終止符を打ち、現役引退したデビッド・ベッカムが、『キック・アス』(10)のマシュー・ボーン監督の新作『The Secret Service』に出演するようだと英紙ザ・サンが伝えている。

現役時代にも映画界からラブコールを受けていたベッカムには、現在、様々な映画出演の話が舞い込んでいると言われているが、『The Secret Service』主演のコリン・ファースから直接出演を依頼され、出演契約を交わす寸前だという。

「ベッカムはコリン・ファースから映画に出てくれと頼まれた。だが、彼は俳優業に打ち込むつもりはないようだ。映画は好きだし映画に出たいとも思っているようだが、この1本限りだ。プロの俳優になる気はない」と関係者がザ・サン紙に明かしている。

ベッカムがオファーを受けているのは悪役だそうで、同作にはマイケル・ケインの出演も決まっており、渋い英国人俳優で固めたキャストになりそうだという。また、同作のヒロインには、エマ・ワトソンが有力候補に挙がっていると業界誌Varietyが報道したばかりで、ベッカムとエマの共演が見られる可能性も出てきた。

『The Secret Service』は、『キック・アス』同様、マーク・ミラー原作のコミックの映画化で、英国の諜報機関MI6のジェームズ・ボンドのようなスパイが甥をスパイに育て上げるというストーリーらしい。コリン・ファースはジェームズ・ボンドのような“ジャック叔父さん”を演じるという。【UK在住/ブレイディみかこ】