ジェニファー・ローレンス、「自分は有名人になると思ってた」

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ジェニファー・ローレンス、「自分は有名人になると思ってた」

世界にひとつのプレイブック』(12)で第85回アカデミー主演女優賞を受賞し、大ブレイクを果たしたジェニファー・ローレンスは、子供の頃から自分が有名人になることを確信していたらしい。

ヴォーグ誌9月号の表紙を飾っているジェニファーは、「私は一風変わった子供だったと思う。母親になるとか、医者になるとか、ケンタッキーに住むとか、自分の希望ははっきりしてたんだけど、それ以上に自分がいつか有名になるって信じて疑わなかったの。どんな分野なのかはわからなかったけれど、有名人じゃない自分の将来を想像できなかったわ。ベッドに横たわって、『ローカルテレビのアンカーウーマンになるのかな。それとも活動家かな』なんて考えてたわ」と、同誌のインタビューで語っている。

8月15日で23歳になるジェニファーは、ジャック・ニコルソンをからかったり、ゴールデングローブ賞の授賞式では、ベテラン女優相手にジョークと言えども、「私が勝った!」などと言ってのけてしまう大胆さや威風堂々たる態度が大いに人気を集めているが、私生活がなくなってしまった状況には、戸惑いを隠せないという。

「動物園のサルになった気分だわ。ちょっと精神的に壊れていた時期もあったのよ。あまりに突然、私生活が全て公にさらされることになってしまったでしょ。週末に甥っ子と過ごしていたことも、全てね。『家族と一緒でした』って主張する間もなく、勝手に私のプライバシーを作り上げられてしまったこともあるしね」。

「私が普通の23歳の女性なら、『私の家の庭に見知らぬ男性が寝ていて、スターバックスまでついてくるストーカーがいるから何とかしてほしい』って警察に言えば、何とかしてくれるかもしれないけど、今の私だと、『申し訳ないけれど、あなたは有名人なのでどうすることもできませんね』って言われるわ。それっておかしいじゃない。私だって普通の女性だし、人間なのよ。そんな状態で大丈夫なわけがない」そうで、名声を手にしたことで直面することになった現実には、なかなか対応できていないようだ。【NY在住/JUNKO】

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