ナオミ・ワッツ「ダイアナ妃の霊から彼女を演じる許可をもらった」
新作映画『ダイアナ』(10月18日公開)で、1997年に交通事故で死去した故ダイアナ妃の役を演じているナオミ・ワッツは、役に没頭するあまり何度も彼女の夢を見たそうで、そのうち彼女の霊の存在を感じるようになったと語っている。
「ダイアナ妃がいると感じたことが何度もあったわ。彼女の夢ばかり見ていたし。で、“彼女はこの演技を気に入るだろうか?”と常に思うようになったの。だから、私はいつも彼女に許可を求めていたわ。彼女の人生に自分自身埋没していたし、アイコンである女性を演じるという大きな責任感を感じていた。長い時間を彼女と一緒に過ごしたように感じる。そして、一度だけ、彼女が私に許可をくれたと確信した瞬間があったのよ。新聞記事にするような話ではないとわかっているけど」と英紙メイル・オン・サンデーのインタビューで語っている。
『ダイアナ』は、故ダイアナ妃が1997年に亡くなるまでの2年間が中心に描かれており、英国王室を去り、1人の女性としての幸福を掴もうとしていたダイアナ妃のストーリーが語られているという。ナオミ・ワッツは、特殊メイクで鼻の形を変えてダイアナ妃の役に挑んでいる。【UK在住/ブレイディみかこ】
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