米倉涼子、理想のタイプは「お金でも顔でもない」。ダイアナ妃の声に挑戦
交通事故で36歳の生涯を閉じた、元英国皇太子妃・ダイアナの孤独や絶望、秘められた恋を描いた『ダイアナ』(10月18日公開)。日本語吹替版でナオミ・ワッツ扮するダイアナ妃の声を担当することになった米倉涼子が、8月23日に都内のスタジオでアフレコを行った。米倉は「七転八倒です」とアフレコの苦労を口にし、自身の恋愛観についても語った。
「かんじゃいました(苦笑)。難しいです」とコメント。「会話が多いし、すごく主張する方なので、なるべく気持ちが伝わるようにと思っていますが、大変だなとつくづく思いました。苦しいです」。
ロマンスの要素もある本作で、「理想の王子様は?」と尋ねられると「38(歳)にもなると、どなたでも良いです」とキッパリ。「一番の条件ですか?お金は頑張って作れば良いから、条件に入ったことはないです。顔もどうでも良いというか、特には」と苦笑い。劇中に登場する心臓外科医については「タイプではないです」とバッサリ。「でも、素敵な方だったんだなと。(ダイアナが)一目惚れして、月日を重ねても求めていた人ですから」。
また、世間では「強い女性」というイメージのある米倉だが、彼女自身は「やれることはやりたい、悔しいと思うことは成し遂げたい。自分では強いという認識はないです。弱さはいつもそこら中で見せてますから」とのこと。気高く生きたダイアナ妃がスクリーンで甦ることに、大きな期待が寄せられている。【取材・文/山崎伸子】
作品情報へ