ソフィア・コッポラ、2年11か月ぶりの来日決定!最新作『ブリングリング』が12月14日(土)公開
『ロスト・イン・トランスレーション』(04)でアカデミー賞脚本賞を受賞、前作『SOMEWHERE』(11)ではベネチア国際映画祭金獅子賞に輝いた、ソフィア・コッポラ監督の最新作『ブリングリング』の日本公開が12月14日(土)に決定。さらに、本作の監督・脚本を務めるソフィア・コッポラが、プロモーションのため2年11か月ぶりの来日が決まった。
本作は、ハリウッドセレブに憧れたティーンエイジャー窃盗団を描いた物語で、パリス・ヒルトン、オーランド・ブルーム、リンジー・ローハンなどハリウッドセレブの家に強盗を繰り返し続け、被害総額3億円にのぼると言われている、ロサンゼルス・ハリウッドで実際に起こった事件をベースに、コッポラ監督自身が脚本を手掛けている。
ティーン窃盗団のメンバー5人を演じるのは、『ハリー・ポッター』シリーズでお馴染みのエマ・ワトソン。さらにアカデミー賞にノミネートされたことのある女優ヴェラ・ファーミガの末の妹で「アメリカン・ホラー・ストーリー」第1シリーズにレギュラー出演したタイッサ・ファーミガ。ロブ・ライナー監督の『FLIPPED(原題)』に出演したイズラエル・ブルサール、そして新人クレア・ジュリアン、ケイティ・チャンというフレッシュな顔ぶれ。
今年5月に行われた第66回カンヌ国際映画祭において、<ある視点部門>オープニング作品として上映され、レッドカーペットには監督とキャストが登場し、注目を集めた。
6月14日に全米で公開され、ソフィア・コッポラ監督作としては、アカデミー賞脚本賞に輝いた『ロスト・イン・トランスレーション』(04)以来の大ヒットスタートを記録。ニューヨーク、ロサンゼルスの全5館限定の公開ながら、3日間の興行収入は21万ドル(1館あたりの平均4万2000ドル)と、過去に彼女が手掛けた作品の中では、スクリーンアベレージ(1スクリーンあたりの興行収入)が最も高い作品となっている。ソフィア・コッポラが贈る究極の青春映画『ブリングリング』。日本公開が今から待ち遠しい。【Movie Walker】